アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ アナザー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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覚悟なしには観られない、えげつないグロさとむごさ。


2015年1月3日公開
監督:マシュー・A・ブラウン
出演:アシュリー・C・ウィリアムス
タヒーナ・トッツィ  他


【賛否両論チェック】
賛:救いのない社会で、弄ばれる運命に一矢報いろうとする主人公の悲壮感が、物語を際立たせている。前作などの知識も不要。
否:とにかく描写がひたすらグロくて、吐き気がしそう。ストーリーもむごいので、観るのに覚悟が要る。


ラブシーン・・・メッチャあり
グロシーン・・・桁違いに多数あり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも


 男性達に乱暴をされた女性の復讐劇を描いた作品、その第3弾です。R-18指定。


 主人公・ジュリアは、形成外科の看護師を務める女性。彼女はある夜、かつて知り合った研修医の青年・ピアーズの自宅を訪れ、シャンパンで乾杯をします。ところが、シャンパンには筋弛緩剤が入れられており、ジュリアは意識がもうろうとしてしまいます。その後ピアーズは、呼び寄せた仲間達と彼女に繰り返し乱暴。朝方、海岸に捨てられた彼女は、体を引きずって自宅に戻り、浴室でリストカットをしてしまうのでした。


 最初は警察に被害届を出すことも考えたジュリアでしたが、世間体や証拠採集の大変さを気にし、結局行くことが出来ませんでした。彼女は数日後、なんとか職場には復帰出来ましたが、当然ながら心は晴れず、やがて場末のバーに入り浸るようになります。そこで彼女は、同じように乱暴された女性が通う、特別な〝セラピー”の存在を小耳に挟みます。詳しい話が聞きたくなったジュリアは、〝セラピー”の話をしていた女がトイレで1人になった時を狙い、接触しようとしますが、
「私も乱暴された。」
というジュリアの告白を、女は笑い飛ばして出ていってしまいます。落胆するジュリアでしたが、その時個室の扉が開き、「その話、詳しく聞かせてほしい。」
と、1人の女性が現れます。彼女こそが、〝セラピー”のメンバー・セイディでした。


 その後、セイディの口利きで、〝セラピー”に加わるようになったジュリア。過去を忘れるために過激な集団をとる〝セラピー”の教えに従い、ジュリアはセイディの指導の下、クラブで男を誘惑するべく、化粧や服装、仕草に至るまで、事細かく教えられます。次第に変貌を遂げていくジュリアはやがて、「性行為の最中に相手の男性を殺害する」という、〝セラピー”の常軌を逸した儀式をも遂行するようになっていきます。しかし彼女はその力を、自分に乱暴したピアーズ達への復讐という、個人的な恨みに向けてしまうのでした・・・。


 一言でいうなら、「とにかくグロくてむごい映画」です。ストーリーも勿論ですが、体を切り取る描写が多くて、軽い気持ちで観ていると、吐き気がしそうになります。それでも、むごたらしい現実の中で、人間の愚かな一面に幾度となく裏切られながらも、なんとか必死に一矢報いろうともがく主人公の姿には、思わず考えさせられてしまうものがあります。


 もうとにかくグロい描写が続くので、観る時は覚悟してご覧下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>


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