アオハライド | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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「アオハルは、いつだって間違える。でも、だからこそアオハルなんだ。」


2014年12月13日公開
監督:三木孝浩
出演:本田翼・東出昌大・吉沢亮 他

【賛否両論チェック】
賛:片想いや友情など、青春ならではの淡い出来事を、とても爽やかに描き出す。ラブシーンが少な目なので、大衆向きなのも嬉しい。
否:特に突拍子もない事件が起きるわけではないので、興味がないとかなり退屈かも。

ラブシーン・・・キスシーンだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 人気コミックの実写映画化。タイトルの由来は「青春(アオハル)+乗る(ライド)」から。主演は本田翼さんと東出昌大さん。


 主人公・吉岡双葉(本田翼)は、女子力低めの普通の女子高生。自分を押し殺し、周りに合わせるような女の子でした。そんな彼女はある日、学校の廊下で1人の転校生とすれ違います。その直後、何かに気がついた双葉は、慌ててその背中を追いかけます。ところが、
「田中君!?」
と声をかけようとしたまさにその時、同級生の亜耶(吉沢亮)が、
「よう馬渕!!」
と声をかけてきます。人違いかと思い、とっさに物陰に隠れる双葉。その日の帰り道、通り雨に降られた双葉は神社の境内に駆け込みますが、そこには例の転校生が、先に雨宿りをしていました。実は彼は、やはり双葉が中学時代に恋をしていた同級生・田中洸(東出昌大)。親が離婚し、母方の馬渕姓になった洸は、
「田中洸は、もういないよ。」
と告げると、その場を去っていきます。


 そんなある日のこと。購買でパンを買おうとしていた双葉は、店員から万引きと勘違いされてしまいます。一緒にいた仲良しだったはずの友達にも疑われ、絶体絶命の双葉を救ったのは、他ならぬ洸でした。そして他にも、亜耶や悠里(藤本泉)、修子(新川優愛)といった面々が、
「お金を払ったのを見た!!」
と加勢します。すぐに疑いは晴れますが、開き直る店員や友人達に、洸は
「吉岡に謝れよ。」
と怒ります。その事件をきっかけに、彼らの間には不思議な友情が芽生え始めます。


 いつも1人ぼっちの悠里を馬鹿にする友人達と縁を切った双葉は、その後のクラスの年間行事を企画するイベントリーダーを決める話し合いで、イベントリーダーに立候補します。すると、彼女に触発された悠里も立候補。行事担当の田中先生に片想いをしている修子も立候補し、そんな修子に片想いしている亜耶も、強引に洸と一緒に立候補するのでした。


 イベントリーダーになった5人は、リーダー同士の合同キャンプに参加。そこで双葉は、別のクラスのイベントリーダー・冬馬(千葉雄大)と出逢います。最初の双葉達は協調性ゼロで、やむなく双葉は1人で発表の資料を作りますが、田中先生にはすぐにバレてしまいます。それでも、夜中に1人で資料を作り直しながら寝てしまった双葉に気がついた洸は、自身も資料を作成。実はこの時、亜耶も悠里も修子も、それぞれ資料を作っており、朝方みんなで同じことをしていることに気づいた彼らは、お互いに微笑み合います。こうして、5人の友情は確かなものに。そして双葉は、再び洸への想いを募らせるのでしたが、洸はそんな双葉を冷たくあしらいます。変わってしまった洸に、戸惑いを隠せない双葉。実は洸には、4年という歳月の間に、〝母の死”という辛い過去を背負いこんでしまっているのでした・・・。


 切ない片想いあり、熱い友情ありの、ザ・青春映画です(笑)。固く心を閉ざしてしまった初恋の人のために、不器用ながらも一生懸命に奔走する主人公の姿が、感動を呼びます。そして、そんな2人を時に厳しく、時には優しく見守る仲間達との絆も、とてもステキで印象に残ります。それから他にも本作では、グラバー園や浦上天主堂、めがね橋など、長崎の名所も色々登場しますので、その辺もご注目下さい。


 忘れてしまった懐かしい青春時代を思い出しながら、是非ご覧になってみて下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※高畑充希さん・・・本作では、洸を悩ませる〝弱ってる系女子”役。最近注目の若手女優さんで、「女子ーズ」のイエロー役でご出演。他にも間もなく公開の「バンクーバーの朝日」にも出ていらっしゃいますね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<デートで観たい>

本サイトはこちら→ http://movienavi.net/