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読めそうで読めない。全てを欺く痛快なラスト。


2014年11月21日公開
監督:ブラッド・ファーマン
出演:ジャスティン・ティンバーレイク
ベン・アフレック 他


【賛否両論チェック】
賛:全てを牛耳るカジノ王の支配下にあって、自分の生き残る術を見出していく主人公にハラハラさせられる。最後のどんでん返しも痛快で魅力。
否:「身から出た錆」と思ってしまうと、全然感情移入出来ない。倫理観的には、かなり好みの分かれる作品。


ラブシーン・・・少しだけあり

グロシーン・・・ワニに喰われるシーンなどあり

アクションシーン・・・少しだけあり

怖シーン・・・ワニのシーンは少し怖いかも


 実話を基に、カジノ王とFBIを欺いた主人公を描きます。主演は「TIME」のジャスティン・ティンバーレイク。


 プリンストン大学に通う大学生・リッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は、元はウォール街で働いていた証券マン。リーマンショックで全てを失い、今はオンライン・カジノで学費を捻出する毎日でした。学長には、
「これ以上ギャンブルを続けるようなら、退学処分にする。」
と警告されながらも、お金を工面するためにオンライン・カジノを続けるリッチー。しかし、簡単に勝てると読んでいた相手にまさかのボロ負けを喫してしまい、とうとう全財産を失ってしまいます。ところが、ここで諦めないのがリッチーの強み。大学の仲間と協力して調べた結果、こうなった確率は〝宝くじに4回連続で当たったようなもの”という結論に至り、この結果をカジノの経営者に突きつけ、イカサマを認めさせようと画策します。


 このカジノの経営者は、カジノ王として有名なアイヴァン・ブロック(ベン・アフレック)。彼のいると言われているコスタリカに飛んだリッチーは、早速ブロックの主催するパーティーに潜り込み、ブロック本人に統計学の証拠を突きつけます。すると、その類まれな分析力と勇気に感心したブロックは、リッチーの財産を全額返金した上で、
「俺の新しい相棒にならないか?」
と持ちかけてきます。生粋のギャンブラーであるリッチーは、すぐにこれを快諾。その後はブロックの会社で活躍し、またたく間に重役の座へと上り詰めていきます。しかし、コスタリカで働き始めて3ヶ月ほどたったある日、リッチーは1人になった隙を狙われ、突然何者かに連れ去られてしまいます。連れ去った張本人は、FBI捜査官のシェイバース(アンソニー・マッキー)。彼は、
「ブロックを逮捕するために、お前の協力が必要だ。協力しないのなら、お前を逮捕する。」
と警告すると、リッチーを解放します。


 早速シェイバースのことを、ブロックに相談するリッチー。しかしブロックは、全く気にする様子を見せません。その後もリッチーはブロックの右腕として、重要な商談に次々と関わっていくのでしたが、次第に脅迫や買収といった、ブロックの裏の顔を知ってしまいます。同時に、シェイバースからの圧力も日増しに強くなっていきます。果たしてリッチーはこの困難を、どう乗り切っていくのでしょうか・・・?


 この作品の見どころは、何といってもラストです(笑)。あまり詳しく言うとネタバレになってしまいますが、最後でリッチーがどんな奇策を見せてくれるのか、それまでの伏線に注目です。ただ、話の内容的には割と自業自得というか、ギャンブルに溺れた自分がまいた種といった見方も出来るので、そう思ってしまうと全く楽しめないこと請け合いです。あくまでも〝こういう主人公”として感情移入出来るかどうかで、評価が大きく分かれそうな作品です。


 グロシーンやラブシーンも少な目ではありますので、緊迫のどんでん返しをご覧になりたい方には、是非オススメです。


【ワンチャン・ポイント】
※ベン・アフレック・・・本作では、頭の切れる冷酷なカジノ王・ブロック役。イランからの大使館職員救出作戦を描いた「アルゴ」の監督・製作・主演で有名な方で、12月には妻が失踪した夫が巻き込まれるサスペンス「ゴーン・ガール」でも主演を務めていらっしゃいます。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/  


【追記】
縁あって応援させていただいていた、ミス共立女子2014ファイナリストの青木麗さんが、準ミス共立女子を獲得されました!!おめでとうございます!!