ポイントブランク 標的にされた男 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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真実に真っ向勝負。無駄の一切ない本格サスペンス・アクション。


2014年11月15日公開
監督:チャン
出演:リュ・スンリョン
イ・ジヌク
キム・ソンリョン 他


【賛否両論チェック】
賛:最後まで息をつかせぬ展開の連続で、中だるみすることなく観られる。終わり方も日本人好みか。
否:傷口のシーンや惨殺シーンなど、グロシーンが結構あり。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも


 罠にはめられ、命を狙われる男と、巻き込まれた医師が真実を追うサスペンス・アクションです。


 韓国市内の、とある寂れたマンション。そこから転がり出てきたのは、負傷したペク・ヨフン(リュ・スンリョン)。彼の後からは、銃を構えた2人の男が現れ、ヨフンを殺そうと銃を乱射します。なんとか難を逃れたヨフンでしたが、その直後に車に跳ねられ、病院に担ぎ込まれてしまいます。一方、ヨフンが担ぎ込まれた病院に勤める医師、イ・テジュン(イ・ジヌク)。彼は、交通事故の怪我だけではなく、銃創もあるヨフンの容態を不審に思いますが、その直後、医師に変装した何者かの手によって医療チューブが切られ、ヨフンは一時心肺停止に陥ってしまいます。テジュンの必死の蘇生によってなんとか一命をとりとめますが、狙われるヨフンの素性に、テジュンは不穏な空気を感じとります。


 翌朝、身重の妻・ヒジュがいる自宅に帰宅したテジュン。しかし突然、何者かの襲撃に遭い、ヒジュを連れ去られてしまいます。すぐに電話がかかってくると、
「病院の男を外に連れ出せ。」
と指示されます。慌てて病院に駆けつけるテジュンでしたが、病室にはチョン・ヨンジュ(キム・ソンリョン)を始めとする刑事達の姿が。それでも隙を見てヨフンを連れ出すことに成功しますが、目を覚ましたヨフンは簡単にテジュンをねじ伏せると、1人で立ち去ってしまいます。一計を案じたテジュンは、電話の男に嘘をつき、ヨフンと一緒にいるように見せかけ、指定されたショッピングモールに向かいます。


 一方、ヨフンを狙っていたあの謎の男達も、ヒジュを拉致した男の携帯の電波を察知し、動き出します。そしてその頃警察署では、上からの圧力で、今回の事件を広域捜査隊のソン・ギチョル(ユ・ジュンサン)に横取りされたヨンジュが、怒りを露わにしていました。彼女のチームは、周りの心配をよそに独自に捜査を継続し、やがてヨフンの正体が元傭兵であることを突きとめます。果たして、ヨフンは何故追われているのか?電話の男の目的や、ヨフンを狙う男達の正体とは?そして事態は、思いもよらぬ展開をみせるのでした・・・。


 「ぜい肉が一切ない」とは、こういうストーリーを言うのでしょうか。余計なシーンがなく、最初から最後まで緊張感のあるシーンの連続なので、中だるみすることなく観られます。最初は当然敵対していたヨフンとテジュンが、次第にお互いの状況に心を開き、最後には共闘していく様が見事です。途中で明かされる意外な真実や、その真実に真っ向から勝負を仕掛ける主人公達に、思わず感情移入してしまいます。


 グロいシーンが結構多いのが難点ではありますが、サスペンス好き・アクション好きには満足出来る作品かと思います。


【ワンチャン・ポイント】
※リュ・スンリョン・・・本作の主演で、元傭兵役として華麗なアクションを披露されています。最近では「王になった男」で、イ・ビョンホン演じる王の影武者を作り上げた高官役や、「7番房の奇跡」で、主役の知的障害を持つ父親の役を熱演されていたのが記憶に新しいところです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/


【追記】
縁あって応援させていただいていた、ミス國學院2014ファイナリストの小浜絵里花さんが、準ミス國學院を獲得されました!!おめでとうございます!!