裏切りの獣たち | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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リアルすぎるリアル。人間の欲望の現実。


2014年10月11日公開
監督:ドノバン・マーシュ 出演:ブランドン・オーレ プレスリー・チュエニヤハエ 他


【賛否両論チェック】
賛:南アフリカの犯罪と、それに立ち向かう警察側の描写が非常にリアル。ラストのチリとシューズの連携プレーも見事。
否:主人公は思ったより活躍しないので、痛快な活躍は期待出来ない。登場人物目線のシーンも多いので、酔いやすいかも。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・拷問シーン・惨殺シーンなど多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・基本的にはなし


 南アフリカ発の、クライムアクションです。


 主人公・チリは、報奨金目当てに専ら潜入捜査を繰り返す警官。今回も犯罪組織・ラペデ団に潜入しますが、正体がバレて捕まっていました。隙を見て監視役を殴り倒し、相棒のシューズに連絡を取ります。駆けつけたシューズが外から中の様子を偵察して、携帯でチリに事細かく実況し、なんとか危機を脱します。逃走した首領も、追跡劇の末に取り押さえ、逮捕に成功します。ところが、いざ書類を申請しようとすると、功績は警部にもみ消されてしまい、あげくの果てに、警部が癒着している政治家に協力しろとの圧力をかけられてしまいます。憤慨したチリは、
「今後は自分も汚職をしてやる!!」
と声をあらげ、シューズにたしなめられます。


 それからしばらく月日は流れ、チリは次のターゲットの組織に潜入していました。しかし今度は、ボスを逮捕するためではなく、奪った金を手に入れるための潜入でした。シューズは最後まで反対しますが、チリは、
「1度きりだけだ。」
と言って聞きません。仕方なくシューズは、バックアップのための情報収集を手伝います。チリのいる組織は、現金輸送車襲撃の準備を進めており、シューズによるメンバーの素行調査も順調に進んでいるかに見えました。


 ところが、決行まで1週間に迫ったある日、組織のナンバー2・スクラブによって、シューズが捕らえられてしまいます。元々スクラブは、メンバーの中に裏切り者がいると疑っており、すぐに裏切り者探しが始まります。チリのとっさの機転で、なんとか身元はバレずに済みますが、シューズは監禁されてしまいます。果たしてこの状況下で、チリは金を手に入れ、シューズを助け出すことが出来るのでしょうか・・・?


 犯罪組織の計画も、主人公達の強奪計画も、そこまでウィットに富んでいるとかスケールが大きいとか、特にそういったことはない、どちらかといえば地味なものではあります。しかし、そのイイ意味で映画らしくないところが、南アフリカの現状を克明に描き出しているようで、かえってリアルです。


 警察の汚職は言うまでもなく、犯罪組織のメンバー内で、金を巡って奪い合いが勃発したり、主人公自身もまた、汚職をして楽に仕事をするか、あくまでも正義感を胸に報われない潜入捜査を続けるか、究極の選択を迫られます。日本人の価値観ではなかなか計り知れない、世界のリアルな実情がここにあります。


 グロシーンはかなり多いので、ご注意を。現実主義な映画が好きな方に、是非オススメです。


【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/


【追記】
縁あって応援することになりました♪


ミス阪大コンテスト2014ファイナリスト
NO.5
有澤由真さん


是非投票よろしくです★
http://misscolle.com/missosaka2014/vote