ザ・テノール 真実の物語 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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諦めないからこそ生まれた“奇跡”。ステキな歌声が紡いだ感動秘話。


2014年10月11日公開
監督:キム・サンマン 出演:ユ・ジテ 伊勢谷友介 北乃きい 他


【賛否両論チェック】
賛:無理だと言われ続けながらも、諦めずに病気を克服して復活に挑む主人公と、彼を支える仲間や家族の絆に、感動すること必至。
否:手術のシーンは結構痛々しい。展開も少し出来すぎている印象を受けるので、現実主義な人には受けが良くなさそう。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・手術のシーンがあり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・夢の中のシーンは少しだけ怖いかも


 天才的テノール歌手が、声を失うという危機に葛藤する感動作です。日韓合作で、日本からは伊勢谷友介さんや北乃きいさんが出演されています。


 主人公のベー・チェチョルは、ドイツで活躍中の韓国人テノール歌手。その歌声は“リリコ・スピント”と呼ばれ、人気・実力共に兼ね備えた期待の若手で、所属する劇場でも常に主役の座を射止めていました。一方、経営難のオペラ興行会社の社長・沢田幸司(伊勢谷友介)も、藁にもすがる想いではるばる観にきた公演で、チェチョルの才能に一目惚れ。早速日本での公演への出演を持ちかけます。初めは難色を示していたチェチョルでしたが、共演者が大物ベテラン歌手のコッソットだと知ると、二つ返事で承諾します。


 日本公演は大盛況で幕を閉じ、チェチョルは幸司と正式なマネジメント契約を結びます。その頃から2人の間には、ビジネスパートナーを越えた確かな友情が芽生えつつありました。その後も、チェチョルは公演の練習に明け暮れる毎日でしたが、そんなある日、チェチョルは練習中に突然倒れてしまいます。慌てて病院に駆けつけた妻・ユニが告げられたのは、
「甲状腺がんが声帯にまで広がっており、摘出手術の際に片方の声帯が切れてしまった。」
という衝撃的なものでした。手術は無事に成功しますが、彼は歌うことは愚か、声もほとんど出せなくなってしまい、劇場も解雇されてしまいます。チェチョルのことを伝え聞いた幸司はいてもたってもいられず、早速彼の下を訪れ、日本公演の音源をCDにするこ とを打診します。しかしチェチョルは取り乱してしまい、話し合いは物別れに終わってしまいます。

 

 そんな中、元オペラ歌手だったユニは、生活のために劇場の合唱団のオーディションを受けますが、チェチョルを妬むソプラノ歌手・メリーナの妨害に逢い、結果は不合格。
「これ以上、歌うことを続けてほしくない。」
というユニの願いに、チェチョルは歌うことを諦め、韓国に帰国してしまいます。なんとかチェチョルに歌声を取り戻してほしいと願う幸司は、あらゆる治療法を探すのでしたが・・・。


 歌手にとって命ともいえる“声帯”を壊し、誰しもがもう無理だと諦めてしまう中で、時にくじけながらも挑戦を続ける主人公の姿が胸を打ちます。終わり方は少し出来すぎな感はありますが、感動をより際立たせるステキな演出が光ります。


 リハビリ中に復帰をためらっていたチェチョルが、諭してくれた幸司とユニに告げる、
「今やらないと、次もその次も、準備不足を言い訳にして何もやらないで終わる。だから公演に出る。」
という言葉が、心に響く作品です。


 ちなみに、実際にも2008年に奇跡的な出来事が起きているようで、それにも驚かされます。詳しくはエンドロールをご覧下さい(笑)。


【ワンチャン・ポイント】
※ユ・ジテ・・・本作の主演で、天性の歌声を持つテノール歌手、ベー・チェチョル役を熱演されています。元々「オールドボーイ」の犯人役で有名な方ですが、最近では「ミッドナイトFM」の殺人鬼役や「人類資金」の暗殺者役など、結構ハードな役が多い方。今回のような役はレアかも知れませんね(笑)。


オススメジャンル&オススメ度・・・<感動したい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/  


【追記】
縁あって応援することになりました♪


ミス阪大コンテスト2014ファイナリスト
NO.5
有澤由真さん


是非投票よろしくです★
http://misscolle.com/missosaka2014/vote