太陽の坐る場所 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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一瞬で立場を失う、思春期特有の“怖さ”。


2014年10月4日公開
監督:矢崎仁司 出演:水川あさみ・木村文乃・三浦貴大・森カンナ 他


【賛否両論チェック】
賛:思春期の複雑で残酷な人間関係が、その先の人生にまで影を落としていく様子が、シンプルに表現されている。
否:台詞がやや小説チックなのはご愛嬌か。展開もかなり淡々と進み、主張したいこともイマイチ伝わりづらい。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・体育倉庫のシーンは少しだけ怖いかも


 クラス会がきっかけとなり、高校時代を思い起こしていく主人公達の姿を描いた、群像劇です。主演は水川あさみさんと木村文乃さん。
 物語は、高校時代と現在が交錯する形で進みます。高校時代、クラス中の注目を一身に集めていた高間響子(水川あさみ)。今は地元テレビ局のアナウンサーとして、鳴かず飛ばすの日々を過ごしていました。一方、響子の同級生で、今は女優として成功している、キョウコこと鈴原今日子(木村文乃)。高校時代に仲違いしてしまった2人は、今では全く接点がありませんでした。
 そんな2人の下に、同級生の島津(三浦貴大)から、クラス会のお知らせの電話がかかってきます。2人とも忙しいことを理由に参加を断りますが、2人の心の中には、何か引っかかるものがありました。そして響子の方は、悩んだ末に参加を決意します。ところがクラス会の雰囲気は、響子にとっては完全アウェイ。なんとか話を合わせていた響子でしたが、些細なことから、今はアパレル業界で活躍している由希(森カンナ)と険悪になってしまいます。
 そもそも、昔は人気者だった響子が、どうしてこんなに嫌われてしまったのでしょうか。全ての始まりは、響子達のクラスに、今日子が転校してきたことからでした。自分と同じ名前を疎ましく思った響子は、今日子に「リンちゃん」というあだ名を付け、「キョウコ」という名前を自分だけのものにしてしまいます。しかし今日子の存在は、次第に周りの人間関係に変化をもたらしていくのでした。そして現在においても、今日子をクラス会に呼ぼうとする島津や由希によって、少しずつ何かが変わっていくのでした・・・。
 過去と現在の時間軸を行ったり来たりしながら、1人1人の人間模様を描く、どちらかといえば群像劇です。過去のシーンは全て高校時代のものなので、話がこんがらがる心配はなさそうです。たった1つの出来事で、立場が180度変わってしまう。そんな残酷な高校生の人間模様が、ある意味非常にリアルに描写されていきます。響子が独白で語る、
「私は“裸の女王”だった。」
という言葉が、心に響きます。
 展開は単調なので、かなり好みは分かれるかと思いますが、小説好きな方なんかには、是非オススメです。


【ワンチャン・ポイント】
※森カンナさん・・・本作では、噂好きの性悪女子・由希役。「仮面ライダーディケイド」のヒロイン役で一躍脚光を浴びた方。映画出演は意外と少な目で、「しあわせのパン」なんかにご出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>D


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/  


【追記】
縁あって応援することになりました♪


ミス阪大コンテスト2014ファイナリスト
NO.5
有澤由真さん


是非投票よろしくです★
http://misscolle.com/missosaka2014/vote