劇場版 稲川怪談 かたりべ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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本当に怖いのは・・・?人間の本性を垣間見る怪談。


2014年9月20日公開
監督:大畑創 出演:稲川淳二・妄想キャリブレーション 他


【賛否両論チェック】
賛:フィクションのドキュメンタリーにあって、〝人間の本性”というものを浮き彫りにする、異色の作品。
否:手持ちカメラのため、画像が荒くてメッチャブレるので、酔いやすいかも。ホラーが苦手な人には不向きか。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・首吊りシーンあり
アクションシーン・・・一応なし
怖シーン・・・メッチャあり


 稲川淳二さん主演のモキュメンタリーです。再現ビデオの撮影中に起きた怪奇現象を描きます。
 言わずと知れた怪談の語り部・稲川淳二。少し前から、彼の怪談をモチーフにしたパチンコ機が製作されており、そのためにいくつかの怪談の再現ドラマが撮影されていましたが、その中で訳あってお蔵入りになっていた物がありました。怪談の内容は、「首吊り自殺した女教師の霊によって、肝試しに来た女子生徒達が惨劇に遭う」というもので、その撮影のために、とある廃校舎が選ばれていました。出演するのは、アイドルグループ・妄想キャリブレーション。その中の1人・桜野羽咲が女教師の霊役となり、他のメンバーが生徒役。彼女達がキャスティングされたのは、稲川の強い要望があったとのこと。当初、稲川がロケに参加する予定はありませんでしたが、何故か急きょ加わることになり、稲川も現場に到着します。
 日も暮れ、いよいよ撮影開始。撮影は順調に進んでいましたが、階段を登るシーンの撮影中、生徒役のメンバー達が上の階に人影を目撃し、悲鳴を上げます。
「ここは幽霊要らないって言っただろ!!」
という監督の怒号が飛びますが、幽霊のパネルを用意するスタッフは別の場所におり、上には誰もいないはずでした。その後の撮影でも、カメラに怪しげな赤い光が映り込むなど、不可解な現象は続きます。
 そしていよいよ撮影が佳境にさしかかり、女教師の霊が首を吊って現れる姿を撮影した直後、女教師役の羽咲が突然何かに首から引きずられ、廊下の向こうへとさらわれていってしまいます。慌てて追いかける稲川とメンバー達とカメラマンを、怪しげな赤い光が包み込みます。一同はなんとか羽咲に追いつきますが、気がつくと周りは見たこともない校舎になっていました。追い打ちをかけるように、本物の女教師の霊と、小学生の少女2人の霊が、一同を執拗に追い立てます。必死に逃げまどい、どうにかこうにか元の校舎に帰ってくることが出来ますが、ただ1人・羽咲だけは、向こうの世界に取り残されてしまいます。果たして、赤い光の向こうは何の世界だったのか。羽咲はどうなってしまうのか。そして、ところどころで奇妙な言動を繰り返す稲川の、真の目的とは・・・?
 モキュメンタリーなので、身勝手な人間の本性や、自らの目的のために手段を選ばない様子など、人間の本質的な部分がよりリアルに描き出されます。フィクションとはいえ、結末は少し残酷ではあります。難点をいえば、カメラがメッチャブレるので、メッチャ酔うところでしょうか。もう途中ブレブレで訳が分からないシーンも結構あります。その辺はまあリアルといえばリアルなんですが、ちょっと観づらい部分ではあります。
 時間も割と短めですので、怖いもの見たさに観てみるのもアリかと思います。


【ワンチャン・ポイント】
※モキュメンタリーのホラー映画・・・「モキュメンタリー」とは、フィクションのドキュメンタリーのことです。最近よくホラー映画なんかで用いられることが多く、有名なのは「パラノーマル・アクティビティ」や「グレイヴ・エンカウンターズ」なんかです。マイナーなものでいうと、志田未来・川口春奈主演の「POV 呪われたフィルム」や、〝フィンランド人がお祭りの日に外国人を喰う”という衝撃の問題作「フィンランド式残酷ショッピングツアー」なんかがありますね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/


【追記】
縁あって応援することになりました♪


ミス共立女子2014ファイナリスト
NO.4
青木麗さん


是非投票よろしくです★
http://misscolle.com/misskyoritsu2014/vote