パラサイト・クリーチャーズ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

描写はB級、テーマはA級のパニックムービー。


2014年9月20日公開
監督:マーヴィン・クレン 出演:ゲアハート・リーブマン エディタ・マロヴチッチ 他


【賛否両論チェック】
賛:怪物が生まれた理由が「環境破壊」ということで、人類に警鐘を鳴らす意味合いが強く、考えさせられる。
否:設定や描写など、やはりB級感は否めない。グロシーンも多数あり。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・急に驚かせるシーン多数あり


 氷河の観測所を舞台に、突然変異した生物達と研究者達との攻防を描いたパニック映画です。
 物語の舞台は、温暖化で氷河が少なくなったグラティウス山脈にある観測所。ここでは鉱物学者達が、1年単位の任期で観測所に詰め、氷河の研究に当たっていました。そんな学者達とは一線を画している主人公・ヤネスは、この観測所に5年も暮らす変わり者でした。ある日の朝、気象レーダーの異常を知らせる警報が、観測所に鳴り響きます。タイミングの悪いことに、翌日は国の大臣が視察に訪れることになっており、ヤヌスは渋々山小屋に修理に出向くことにします。
 ところが、愛犬のティニーを連れ、研究者の1人と共に山小屋に着いたヤネスは、目の前の光景に思わず目を疑います。そこでは、辺りの氷河一面が、得体の知れない赤い物質に覆われていたのでした。好奇心に駆られ、採取を始める研究者を横目に、ヤヌスは作業を始めますが、ティニーはふと何かを嗅ぎつけ、洞窟の奥へと引き込まれていきます。やがてティニーが遭遇したのは、息も絶え絶えになっている1匹のキツネ。次の瞬間、キツネの腹から〝何か”が飛び出してきます。その頃ヤネスは、不注意で崖から転落して軽傷を負った科学者を手当てしていましたが、ティニーの悲鳴を聞きつけ、洞窟の中で重傷を負っていたティニーを助け出します。
 奇妙な赤い物質を、観測所に持ち帰った2人。詳しく分析してみると、赤い物質は単細胞の有機体で、しかも抜け殻だということ。その夜、ヤネスは観測所の物置で、キツネの体にクワガタのような頭を持つ謎の生命体に襲われますが、普段から酒浸りのヤネスの証言を、誰も信じようとはしません。翌日、今度は別の研究者と共に、赤い物質を採取しに出かけるヤネスでしたが、前日まであったはずの赤い物質は、跡形もなく消えていました。あっけにとられるヤネスの目の前に、今度は巨大なダンゴムシのような生命体が姿を現します。それを観測所で詳しく分析した一同はあ然。実は赤い物質は、川の水を通して野生動物の体に寄生し、体内で宿主が食べた昆虫や動物の遺伝子を交配させ、突然変異した生き物を生み出していたのでした。あまりのことに言葉を失うヤヌス達。一方その頃、ヤヌスのかつての恋人・タニアは、大臣の一行を伴い、ヤヌス達がいる観測所を目指していましたが、彼女達にも凶暴な変異生物の魔の手が忍び寄ろうとしていました・・・。
 作品の雰囲気とか、突然変異した生命体の描写とかは、〝ザ・B級映画”といった感じですが、テーマそのものは「環境破壊がもたらす最悪な結果への警鐘」という、実に壮大な印象を受けます。そしてその内容に違わない絶妙な設定に、思わずハラハラドキドキの連続です。半ば不謹慎とは分かりつつも、「次は、どんな生き物と生き物をかけ合わせた生物が出てくるだろう・・・?」と期待してしまうのも、この作品ならでは(笑)。
 単純明快かつ斬新なパニック映画といえそうです。 


【ワンチャン・ポイント】
※「感染」をメインにした映画・・・パニック映画には「咬まれるとヤバい」みたいな感染モノが付き物です。有名なのは「バイオハザード」シリーズ。病気の感染系でいうと、「感染列島」や「コンテイジョン」辺り。変化球なホラー映画だと、「感染」や「伝染歌」といったところでしょうか。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/  


【追記】
縁あって応援することになりました♪


ミス東大2014ファイナリスト
NO.4
吉田菜季さん


是非投票よろしくです★

http://misscolle.com/misstokyo2014/vote