猿の惑星:新世紀(ライジング) | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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それぞれの想い、それぞれの正義。人間の本質に迫る話題作。


2014年9月19日公開
監督:マット・リーヴス 出演:アンディ・サーキス ジェイソン・クラーク ゲイリー・オールドマン 他


【賛否両論チェック】
賛:人間の愛・醜さ・あるべき姿などを、〝猿”という外部の視点を通して赤裸々に描く。最終決戦のシーンも迫力大。
否:ある程度終わり方は分かってしまっているので、どうしても予定調和になってしまいがち。前作の知識も、あった方が楽しめる。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーンあり
アクションシーン・・・戦争シーン多数あり
怖シーン・・・猿の雰囲気は少し怖いかも


 あの世紀の名作の前日譚・第2弾です。
 前作で、アルツハイマーの新薬を投与されたことがきっかけで、急激な進化を遂げたチンパンジー・シーザー(アンディ・サーキス)。彼は研究所の仲間を解放するために新薬を撒きましたが、これが実は人類には非常に有害な物質だったため、人類は一気に絶滅の危機へと追い込まれていったのでした。そして本作の舞台は、前作の事件から10年後の世界。ウイルスの脅威は大方去りましたが、人類の大半は滅んでしまい、わずかに残った人間達も、身を寄せ合って細々と暮らしていました。
 一方の猿達は、驚異的なスピードで進化と繁殖を遂げ続け、今や山間部は猿達の王国となっていました。シーザーも群れのリーダーとなり、生まれ育った研究所近くの森で、数多くの仲間達を束ねていました。なんと彼等は、手話によって人間のようなコミュケーションを取っているほか、馬に乗ったり槍を使ったりなど、非常に優秀な進化をしていました。人間との接触もなく、幸せに暮らしていたシーザー達でしたが、ある日若手の猿達が、突如現れた数人の人間達と遭遇します。騒ぎを聞きつけたシーザー達もすぐに飛んでいきますが、パニックになった人間によって、若い猿が1頭撃たれてしまいます。興奮する仲間達をなだめると、シーザーは、
「出ていけ!!」
と叫び、人間達は退散します。
 この人間達の正体は、麓の街で暮らすマルコス(ジェイソン・クラーク)達の一団。街の電力が尽きかけてしまい、やむなく山の水力発電所を再開させるべく、山に登ってきたのでした。シーザー達の存在を知ったマルコス達は、今後の対策を話し合いますが、対話を主張するマルコスと、あくまでも強硬に戦う姿勢を崩さないリーダー・ドレイファス(ゲイリー・オールドマン)との間で、意見は対立。そうこうしている間に、シーザー達は街の入口まで降りてくると、
「我々は戦いを望まないが、必要であれば戦う。」
と警告していきます。一気に戦いへと傾いていく世論を抑え込むべく、マルコスは3日間だけ猶予をもらい、発電所再開の作業をさせてもらうために、シーザーの下へと話し合いに向かうのでしたが・・・。
 前作の知識はあった方がイイですが、10年後の世界が舞台なので、最悪なくても大丈夫かと。物語では、ただただ自分の大切な誰かを守るために奮闘する姿や、大事な所で相手を信じられずに裏切ってしまう様子などが、人間と猿、双方のシーンで描かれます。逆にいえば、それだけ猿も進化しているということなんですが、そうした外部の視点から人間を描くことによって、〝人間”という存在の素晴らしい部分と、逆に醜い部分が見事に浮き彫りにされていきます。
 雰囲気は結構重厚で、殺害シーンなんかもありますので、小さいお子様なんかには少し不向きかも知れません。自分を見失いそうになってしまった時に、深く考えさせてくれるオススメの1本です。 


【ワンチャン・ポイント】
※アンディ・サーキス・・・本作では、主人公の進化したチンパンジー・シーザー役。他にも「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「ホビット」シリーズのゴラム役でもお馴染みですね。本作ではモーション・キャプチャーも駆使して、猿達の繊細な表情や動作まで精密に再現されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/


【追記】
縁あって応援することになりました♪

ミスキャンパス同志社2014ファイナリスト
NO.3
野瀬悠未さん

是非投票よろしくです★

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