リトル・フォレスト 夏編・秋編 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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料理好きにはたまらない。季節を切り取った自給自足の毎日。


2014年8月30日公開
監督:森淳一 出演:橋本愛・三浦貴大 他


【賛否両論チェック】
賛:主人公が田舎暮らしと葛藤しながら作る、季節の食材を活かしたステキな料理の数々が魅力的。「あれこれ言うより、まずは自分で体験すること」という、踏み込んだテーマにも言及。
否:逆に言うと、「料理を作っているだけの映画」なので、興味がないと非常に退屈。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・合鴨をさばくシーンがあり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 故郷の田舎に戻ってきた主人公が、季節ごとの食材と向き合いながら成長していく物語です。主演は橋本愛さん。
 物語は夏・秋・冬・春の4部構成で、今回は前編の夏・秋編です。主人公・いち子(橋本愛)は、山奥の〝小森”という集落で生活をしています。一時、都会に出て男性と暮らしたこともあったものの、すぐに帰ってきてしまい、おまけに母親は5年前に失踪。それ以来いち子は、山と沢と田んぼに囲まれた実家で1人、文字通り自給自足の生活を送っていました。
 ずぼらだが料理上手だった母の影響もあり、料理が得意ないち子。毎年同じように作物を育てたり、山で食材を採ってきては、時間をかけて美味しい料理を作っていきます。季節は毎年同じように移り変わり、いち子の作る料理も、グミの木のジャムやイワナの塩焼き、クルミご飯など、季節によって少しずつ変化していきます。勿論料理だけではなく、田舎暮らしは生活そのものが大変で、いち子は毎日一生懸命。物語は、そうした季節の1ページを上手く切り取りながら、夏から秋へと進んでいくのでした・・・。
 一言でいうと、「料理の映画」です(笑)。季節ごとに美味しそうな料理が、オムニバス形式でどんどん登場してきます。当然ながら、収穫や料理のシーンが多くなりますので、興味がないと本当に退屈すると思います(笑)。逆に興味があると、お腹がすくのは勿論、目からうろこの調理法も次々と出てきます。アケビの皮を炒め物にしたり、栗の渋皮煮を作ってみたりと、バラエティーにも富んでいます。
 そして、決してそれだけではなくて、田舎暮らしにしても料理にしても、「何事も自分で実際に体験してみることの重要性」という、一歩踏み込んだテーマも描かれています。主人公の友人・ユウ太(三浦貴大)が言う、
「都会では、自分じゃ何もやったことないくせに、知ったつもりになっているような薄っぺらい奴らばっかりだった。」
というセリフが、自然と胸に刺さります。
 良くも悪くも、非常にゆったりと時間の流れる映画です。自然に癒されたくなった時や、美味しい料理が食べたくなった時に、是非オススメです。


【ワンチャン・ポイント】
※三浦貴大さん・・・今をときめく若手俳優さん。出演映画も多く、「SPEC」はもとより、「麒麟の翼」「大奥」「許されざる者」「永遠の0」などなど、話題作に軒並み出演されています。個人的には、桐谷美玲さんの初主演映画「乱反射」での自然体な感じの役が、印象に残っています。更なる活躍に期待です。


オススメジャンル&オススメ度・・・<癒されたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/


【追記】

縁あって応援することになりました♪

ミス埼大2014ファイナリスト
NO.2
甲斐晴菜さん

是非投票よろしくです★

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