パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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当時を知る人には興味深い、知らない人には退屈な群像劇。


2014年6月28日公開
監督:ピーター・ランデズマン 出演:ポール・ジアマッティ ザック・エフロン ビリー・ボブ・ソーントン 他


【賛否両論チェック】
賛:実際に起きたケネディ大統領暗殺の裏側を、克明に描き出しているので、当時を知る人には新鮮。
否:特に驚きの展開があるわけではないので、事件を知らない人にはとりわけ退屈かも。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・手術のシーンがあり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 1963年に起きた、アメリカ・ケネディ大統領の暗殺事件に際し、その裏側で実際に起きていた人間ドラマを描いた作品です。
 物語は、事件当日から始まります。テキサス州のダラスに降り立ったケネディ大統領夫妻は、熱烈な歓迎を受けていました。パークランドにある病院も、いつもと変わらない様子で、当直の医師・キュリコ(ザック・エフロン)も、眠い眼をこすりながら、職務についていました。ところ変わって、小さな会社を切り盛りする男性・ザプルーダー。彼もまた、ケネディ大統領夫妻のパレードを見るべく、当時はまだ珍しかったビデオカメラを片手に、沿道に出ていました。やがて、大統領一向が彼の前を通りかかりますが、次の瞬間彼のカメラは、狙撃される大統領の姿を捉えていました。
 街の平穏は破られ、大統領はパークランドの病院に担ぎ込まれます。大統領が来ると聞き、始めは
「どうせ風邪だろう。」
とたかをくくっていた医師達でしたが、大統領の到着と同時に、病院は一瞬にして戦場と化します。シークレット・サービスは万一のことを考え、同行していた副大統領のジョンソンを倉庫に保護し、厳戒態勢をとります。その後、キュリコを始めとする医師達の懸命な措置も虚しく、大統領は帰らぬ人となってしまいます。
 容疑者のオズワルドはすぐに捕まります。ところが、それを伝え聞いたFBIの捜査官・ホスティは驚きます。実はオズワルドは、ホスティが別の事件で、以前からマークしていた男だったからです。一方、逮捕されたオズワルドの兄も、動揺を隠せません。彼等の母親は、オズワルドがアメリカ政府の諜報員だったと信じ込んでいたため、兄はそのことでも苦悩します。そんな中、今度はそのオズワルドが銃撃されるという事件が起きてしまうのでしたが・・・。
 連邦政府と州警察との対立や、証拠の映像を巡り過熱する取材、家族を殺された者の苦しみなど、色々な要素が描かれた群像劇です。そして、何故この事件に謎めいた部分が多いのか、その理由も垣間見えたりもします。
 半面、事件そのものを知らなかったり、関心がなかったりすると、かなり退屈な映画であるのもまた事実。良くも悪くも興味が全ての映画です。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>D


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