グランド・ブダペスト・ホテル | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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これが〝鬼才”の世界観。不思議な雰囲気の物語。


2014年6月6日公開
監督:ウェス・アンダーソン 出演:レイフ・ファインズ F・マーレイ・エイブラハム ジュード・ロウ 他


【賛否両論チェック】
賛:喜怒哀楽様々な感情を体験出来る。おとぎ話のような雰囲気も魅力的。
否:物語の時間軸はやや分かりづらくて、ついていけないと退屈してしまいそう。意外とグロシーンあり。


ラブシーン・・・キスシーンだけあり
グロシーン・・・意外と少しあり
アクションシーン・・・少しだけあり
怖シーン・・・一瞬だけあり


 「ムーンライズ・キングダム」のウェス・アンダーソン監督最新作です。
 物語は、年老いた作家が過去を振り返り、余暇を過ごしたブダペストの山の上のホテルで出逢った老人を思い出すところから始まります。その老人こそ、そのホテルのオーナー・ゼロでした。話はそこから、ゼロがまだ使用人だった頃の回想に飛ぶという、かなりややこしい展開です(笑)。
 ゼロが半ば強引に使用人になった時、ホテルのコンシェルジュはグスタヴという、今では伝説の超一流のホテルマンが取り仕切っていました。ゼロはそんな彼の下で仕事に励み、腕を磨いていきます。そんなある日、事件が発生。ホテルの常連客だったマダムDが、別の滞在先で殺されてしまったのでした。公私に渡り親しくしていたグスタヴは、ゼロを連れて一路葬儀の会場へと向かいます。会場では、資産家だったマダムDの遺産を目当てに、親戚一同がぞろぞろと集まっていました。ところが、その場で発表された遺言の一説に、
「絵画『少年と林檎』をグスタヴに寄贈する。」
と書かれていたことから、会場の空気は一変します。「少年と林檎」は、非常に高級な絵画であり、それが親戚でもないグスタヴに渡ることに業を煮やした者達の陰謀により、あろうことか、グスタヴはマダムD殺しの容疑者にされてしまいます。
 その後、収監されたグスタヴは、監房の仲間達と脱獄を図ります。一方、ゼロはケーキ屋の娘・アガサと恋に落ちてしまうのでした。果たして彼等は、無事に真犯人を見つけ出し、ホテルと自らの汚名をすすぐことが出来るのでしょうか・・・?
 全体の雰囲気といいますか、バックの風景といいますか、わざとチープな作りにしてあるのが逆にステキです(笑)。お話は回想シーンで回想したりするので、時間軸がかなりあっちに行ったりこっちに行ったりします。感情移入出来ないとなかなか退屈な映画になってしまいそうですが、サスペンス要素あり、ヒューマンドラマの要素あり、コメディの要素ありで、いろんなジャンルの好きな方がご覧になれる作品だと思います。
 意外とグロシーンがあったりするので、その辺だけご注意を。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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