オールド・ボーイ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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真実は残酷すぎる。常軌を逸したサスペンス映画。


2014年6月28日公開
監督:スパイク・リー 出演:ジョシュ・ブローリン エリザベス・オルセン 他


【賛否両論チェック】
賛:「何故20年も監禁されたのか?」という突飛な疑問に、それなりの答えはあり。意外な展開も魅力。
否:描写はかなり残酷。救いのない終わり方には、好みが分かれそう。


ラブシーン・・・過激なシーンがあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・雰囲気は少しだけ怖いかも


 韓国映画の、同名タイトルのリメイク作です。主演はジョシュ・ブローリン。「メン・イン・ブラックⅢ」で、トミー・リー・ジョーンズの若い頃役だった方ですね。
 1993年。主人公・ジョー(ジョシュ・ブローリン)は、うだつが上がらない営業マンでした。契約に失敗しては酒を浴びるように飲み、離婚した妻とは電話でケンカしてばかりの毎日でした。ある夜、その日も大口の取引先との契約に失敗したジョーは、酒をしこたま飲んで、記憶をなくしていました。翌朝彼が目覚めると、そこは見知らぬ部屋の中でした。窓はなく、ドアも外から鍵がかかったまま。最低限の家具は置いてありましたが、他にあるものといえば、聖書やテレビくらいなものでした。突然のことでパニックになるジョー。食事こそドアの下から差し入れられますが、いくら叫んでも助けは来ず、部屋での何もない生活が始まりました。
 やがて、唯一の情報源だったテレビで、妻が暴行の末に殺され、自身が容疑者になっていることを知り、がく然とするジョー。その後も月日は流れますが、彼の監禁生活は続きます。髪やヒゲが伸びたり、自傷行為に及ぶと、催眠ガスによって気絶させられ、目覚めるとサッパリし、傷も手当てしてあるといった具合です。迷い込んできたネズミを可愛がり、赤ちゃんが沢山出来たこともありましたが、次の日の夕飯でネズミ達が丸焼きにされて出されるなど、監禁者は血も涙もない様子。それでもジョーは、何年かに1度放送される、過去の未解決事件を追うテレビ番組で、愛娘の成長ぶりに心打たれ、自分を変える決心をします。
 それからの日々、ジョーは酒をやめ、体を鍛え始めます。その後何年にも渡る監禁生活の中で、ジョーはなんとか脱出しようともがきますが、あえなく失敗。そして、監禁から20年立ったある日、彼は突如として解放されます。果たして、誰が何のために自分を監禁したのか。真相を追い暴走するジョーの前に、怪しげな男達が立ちはだかるのでした・・・。
 こうした映画で1番肝になるのが、「監禁された理由」と「解放された理由」。納得出来るかはともかくとして、一応ちゃんとした理由付けはあります。意外すぎる真相も、圧巻というか、心が痛む感じです。
 残虐なシーンは多々ありますし、モザイクがかかるようなラブシーンもありますが、意外性を求めるサスペンス好きな方には、是非オススメです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>


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