奴隷区 僕と23人の奴隷 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

斬新な設定。ツッコミ無用のノンストップムービー!!


2014年6月28日公開
監督:佐藤佐吉
出演:秋元才加・本郷奏多・大沢ひかる 他


【賛否両論チェック】
賛:「勝負に負けたら奴隷」という設定が新鮮で面白い。参加者それぞれの思惑が交差し、展開が読めないのも魅力的。
否:ツッコミ始めたらキリがない。グロシーンも意外とあるので、苦手な人には不向きかも。


ラブシーン・・・少しあり
グロシーン・・・手を刺したり骨を折ったり多数あり
アクションシーン・・・少しだけあり
怖シーン・・・基本的にはなし


 ネット小説の実写映画化です。主演は元AKBの秋元才加さん。
 主人公のフリーター・エイア(秋元才加)の下に、生き別れていた双子の弟・ユウガ(本郷奏多)が姿を現します。彼が差し出したのは、〝SCM”という怪しげなマウスピース。ユウガいわく、SCMをした者同士で勝負をすると、勝者が敗者を奴隷として、自由に操ることが出来るとのこと。ユウガはSCMのゲームで頂点に立つため、何事にも天才的な能力を発揮するエイアを頼ってきたのでした。半信半疑なエイアを連れて、ユウガは早速行動を開始。ホストのセイヤを奴隷にしたばかりのロリータ女・アヤカに勝負を挑みます。勝負の内容は、挑まれた方が決めることが出来、アヤカは「いっせーの」ゲームを提案します。セイヤの作戦で勝とうとするアヤカでしたが、ユウガもエイアの機転に救われ、勝負に勝ちます。かくして、ユウガは2人の奴隷を手に入れたのでした。時を同じくして、各地でSCMユーザー同士のゲームが勃発。大抵が、憎い相手を騙して適当な勝負に勝ち、奴隷にするような輩でしたが、その中でも異彩を放つ、怪しげな集団がありました。
 一方、エイアはゲームの趣旨に賛同出来ず、参加せずにいました。エイアに「何故こんなゲームに参加するのか」と聞かれたユウガは、とあるホームページを見せます。そこには、〝ジュリア”という女性が奴隷にされ、酷い仕打ちを受けている様子が克明に記されていました。
「僕は彼女を助けたいんだ。」
と話すユウガでしたが、それでもエイアは彼のやり方に反発します。そんな彼女を尻目に、ユウガは他のSCMユーザーに勝負を挑みますが、突如怪しげな集団に拉致されてしまいます。押し込められた車の中にいたのは、なんとあのジュリア(大沢ひかる)。困惑するユウガに、ジュリアは、
「自分が尽くしているのは〝リュウオウ”様という主人で、彼に仕えるのは最高の喜びだ。」
と告げます。諦めきれないユウガは、彼女にコイントスで勝負を挑みますが、同乗していた男・アタル(山田裕貴)にイカサマを見破られてしまい、リュウオウの奴隷にされてしまいます。
 絶体絶命のユウガでしたが、そんな彼のピンチを救ったのは、エイアでした。ユウガが1人になった瞬間を見計らい、エイアはユウガに勝負を挑み、ユウガを奴隷にして脱出させます。やがて2人は、SCMの開発者と繋がりがあるという、暴力団組長の練馬(緒形幹太)の娘・ミナミが通っている高校に、SCMユーザーがいることを知り、エイアが単身偵察に乗り込みます。同じ頃、リュウオウ陣営も同様の情報を知り、ジュリアを偵察に送り込みます。ところが、エイアとジュリアを待ち受けていたのは、意外な罠でした・・・。
 まず、設定がとっても斬新です。「負けたら奴隷」という言葉通り、負けないようにあの手この手で挑む登場人物達に、ハラハラさせられます。前半は主人公達の葛藤ぶりに感情移入出来、後半はラスボスとの最終決戦に挑む姿がとてもカッコイイです。
 ただ、難点を挙げるとするならば、ツッコミどころが多い所でしょうか。そもそものSCMの目的とか、行われるゲームの趣旨とか、
「いやいや~」
と思ってしまうと、やや興ざめかも知れません。グロシーンも思いのほかかなり多いので、その辺もご注意下さい。
 あまり深く考えずに、スカッとする映画を楽しみたい方にオススメです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/