マレフィセント | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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“真実の愛”とは、こういうこと。


2014年7月5日公開
監督:ロバート・ストロンバーグ 出演:アンジェリーナ・ジョリー エル・ファニング 他


【賛否両論チェック】
賛:人間が善、魔女が悪という固定概念を覆す世界観に感動。グロシーンもほとんどないので、親子で観るのも良し。
否:魔女のシーンはかなり迫力あるので、小さい子だと怖すぎるかも。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・小さい子にはかなり怖いシーンあり


 「眠れる森の美女」の悪い魔女・マレフィセントを主人公にした、全く新しいディズニー映画です。
 かつて、とある所に、仲の悪い2つの王国がありました。片方は人間の王国。貪欲な国王によって、人々は野望や欲望に囚われて生きていました。もう片方は、魔法の王国・ムーア。国王はおらず、不思議な生き物達が沢山暮らしていました。その中の妖精の1人・マレフィセントは、特に強い魔法を持つ少女でした。ある日彼女は、ムーアの宝石池から宝石を盗もうとした人間の少年・ステファンと出逢います。互いに純粋な2人は、すぐにお互いに惹かれ合うようになり、逢瀬を重ねます。やがて16歳を迎え、2人は“真実の愛のキス”を交わします。2人の愛は、永遠に続くはずでした。
 ところが、人間国の国王が、ムーアを手に入れようと攻め込んできます。名実共にムーアの女王になっていたマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)はこれを迎え撃ち、撤退させます。老衰した国王は、
「あの魔女を討ち取った者を、次の国王にする。」
と宣言します。これを聞いたのが、野心家になっていたステファン。彼はマレフィセントと再会し、薬を飲ませて眠らせます。しかし命は奪えず、彼女の魔法の力の象徴だった翼を奪います。
 翌朝目覚めたマレフィセントは、絶叫。ステファンが、自らの翼を利用して国王の座に着いたことを知ったマレフィセントは、憎しみと復讐に駆られてしまいます。ステファンの子供・オーロラ姫の誕生のお祝いの席に、カラスのディアヴァルと共に乱入したマレフィセントは、生まれたばかりのオーロラに、
「16歳の誕生日の日暮れに、糸車の針に刺されて、永遠の眠りにつく。」
という呪いをかけます。しかし、ステファンに懇願され、
「呪いは、“真実の愛のキス”によってのみ解かれる。この呪いは、誰にも変えられない。」
とつけ加えます。
 ステファンは呪いを恐れ、ムーアからお祝いに来ていた3人の妖精に、オーロラを16歳になるまで匿うように頼みます。かくしてオーロラは、妖精達と山小屋で暮らし始めるのでしたが、この3人が家事には全くの不向きで、いつも3人でバタバタしてばかり。当然、オーロラがそんな3人の手に負えるはずもありませんでしたが、そんな時、影からこっそりオーロラを見守り、助ける存在がいました。それこそが、呪いをかけた張本人・マレフィセントでした・・・。
 有名な「眠れる森の美女」の話とは、180度違います。人間は正義で魔女は悪という、ごくごくありふれた定義を、根本から覆した作品といえます。同時に、「“真実の愛”とは?」という普遍的なテーマにも、正面から切り込んでいるのがステキです。
 展開はやや先読み出来てしまいそうですが、それでも胸に迫るものがあります。どちらかといえば大人向けの、感動ファンタジームービーです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<感動したい>


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