オール・ユー・ニード・イズ・キル | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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斬新な展開。予測不可能な命のループ!!


2014年7月4日公開
監督:ダグ・リーマン 出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント 他


【賛否両論チェック】
賛:最初は臆病者だった主人公が、繰り返される戦いを通して成長していく様がステキ。主人公が「果たしてどこまで知っているのか?」というハラハラも、新鮮で素晴らしい。
否:理屈で理解しようとすると、話はなかなか難しいし、矛盾もありそう。あまり深くは考えない方がいいかも。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・ギタイのシーンは結構怖い


 日本のライトノベルが、ハリウッドで実写映画化されました。主演はトム・クルーズです。
 物語の舞台は、“ギタイ”というエイリアンの侵略に遭っている地球。既にヨーロッパは支配され、イギリスは人類の主要な防衛線となっていました。主人公のケイジは、米軍の広報担当の少佐。実戦に出たくない彼は、軍の使う特殊なパワードスーツを紹介するなどして、広報活動に躍起になっていました。そんなある日、彼は将軍に呼ばれます。将軍の命令は、
「最前線の部隊に加わり、ヨーロッパ奪回の模様を広報してほしい。」
というもの。とにかく戦いに出たくないケイジは、なんとか命令を断ろうとしますが、失敗。しまいには逃げ出そうとし、脱走兵として逮捕されてしまいます。
 次に彼が目を覚ましたのは、フランス上陸作戦の前線基地。既に将軍の手か回っており、ケイジは「自らを“少佐”と偽る脱走兵」だと扱われ、上陸部隊の二等兵として、編入させられてしまいます。息つく暇もなく、翌日の上陸作戦当日。パワードスーツの使い方もままならないまま、出撃させられてしまったケイジ。ところが、ギタイ達の待ち伏せに遭ってしまい、部隊は全滅。ケイジもあえなく命を落としてしまいます。
 と、次の瞬間、彼が気がつくと、そこは前日と同じ前線基地。それから起きる出来事や交わす言葉は、彼が前日に体験したはずのものと、一言一句変わらないものでした。当然、翌日の出撃でも再び部隊は全滅し、殺されたケイジは、また同じ前線基地で目を覚ますのでした。
 不可解なループに戸惑いを隠せないケイジ。しかし何度目かの出撃の際、彼は目の前で死ぬはずだった、作戦部隊のエース・リタを助けます。敵の攻撃のタイミングを予知しているケイジを見た彼女は、
「次に目を覚ましたら、私を探して。」
という謎の言葉を告げ、爆死します。また死んで元に戻ったケイジは、リタの言葉に従い、彼女を見つけ、事情を話します。そこでケイジは、敵の親玉“オメガ”が時間を司る能力を持っていることや、ナンバー2の“アルファ”の血を浴びると、浴びた人間も時間の流れを遡れるようになるということ、そしてリタ自身も、かつてその能力を持っていたことを聞かされるのでした・・・。
 何と言っても、設定がとっても斬新です。死ぬ度に戦うスキルが鍛えられたり、敵の行動を先に知ることが出来るようになるので、主人公はどんどん強くなります。それだけにとどまらず、今度はリタと同じ視点で、
「ケイジはこの後をどこまで知っているのだろう・・・?」
とハラハラしながら観られるのも新鮮です。
 時間を司る仕組みは結構複雑で、説明されても正直すぐに納得出来るものでもないので、その辺はあまり深く突っ込まない方が良さそうです(笑)。
グロシーンも多少はありますが、かなり少ない方です。ループシーンも、極力退屈しないように作られているので、普通とは一味も二味も違うようなストーリーを、是非観てみて下さい。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


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