キカイダー REBOOT | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

「この体止まるまで、君達を守る。」


2014年5月24日公開
監督:下山天 出演:入江甚儀・佐津川愛美・池田優斗・高橋メアリージュン 他


【賛否両論チェック】
賛:70年代のヒーローが、スタイリッシュにリメイク。「生きること」を問う、重厚なテーマの作品。
否:内容が難かしめなので、家族で観るにはやや不向きか。機械とはいえ、暴力描写は多数あり。


ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・暴力描写多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも


 かつて一世を風靡したヒーロー「人造人間キカイダー」が、帰ってきました。

 時は現代。災害復興や介護の現場にロボットを本格導入させるべく、日本政府は「ARKプロジェクト」と銘打ち、その研究を後押ししていました。その第一人者・光明寺博士(長嶋一茂)は、アンドロイド・ジロー(入江甚儀)を作り上げましたが、その過程で、彼に理性を持たせるべく、“良心回路”を埋め込みます。一方、研究のナンバー2だったギルバート神崎(鶴見辰吾)もアンドロイド・マリ(高橋メアリージュン)を完成させ、国防大臣の前でジローと戦わせます。マリは良心を持たないため、戦闘能力はジローを凌駕します。しかし、ジローを軍事目的に使うことに、光明寺は反対。やがて光明寺は、謎の死を遂げてしまいます。
 父親を亡くした大学生のミツコ(佐津川愛美)と小学生のマサル(池田優斗)。ミツコは執拗に父親の取材をしてくる記者・服部(原田龍二)を煙たがる一方で、最近会話のなくなった弟との関係に、心を痛めていました。そんなある日、2人は突如として襲ってきた武装集団によって、拉致されてしまいます。絶体絶命の中、2人を救ったのは、あのジローでした。
 最初はジローに警戒心を隠せなかったミツコでしたが、マサルはすぐにジローになつきます。そして一緒に逃避行を続けるうちに、ミツコとジローの間にも、少しずつ家族にも似た絆が生まれていきます。しかし、そんな時間も長くは続きません。3人の居場所を察知した神崎によって、マリ達が送り込まれてきます。そして、激しい戦いの末、ついにジローはマリに倒されてしまうのでしたが・・・。
 昔を知らない方でも、1つのストーリーとして楽しめます。最初は完全な機械として、2人を守ろうとしていたジローが、「人間だって不完全」だということに気づかされ、自分の生きる意味を見出だしていく過程が、とっても考えさせられます。ボロボロになってもなお、立ち上がって向かっていく様は、感動を誘います。
 機械とはいえ、暴力シーンはかなりあるのが気にはなりますが、重いテーマを正面から描いた作品です。大人の皆さんにも、是非オススメです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/