カンチョリ オカンがくれた明日 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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コミカルかつシリアス。これぞ韓国映画の王道。


2014年5月17日公開
監督:アン・グォンテ 出演:ユ・アイン キム・ヘスク チョン・ユミ 他


【賛否両論チェック】
賛:笑えるシーンと凄惨なシーン、泣けるシーンなど、喜怒哀楽の全てを体感出来る映画。
否:出来すぎな終わり方には、好き嫌いが分かれそうなところ。日本語で出てくる台詞がどこかぎこちないのも、ご愛敬か。


ラブシーン・・・キスシーンのみあり
グロシーン・・・ヤクザの抗争シーンは結構グロい
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・少しだけあり


 認知症の母親と、ヤンチャな一人息子の行き様を描いた韓国映画です。
 人だかりが出来る中、銭湯の煙突に昇る1人の女性。彼女の名前はスニ。やかてやってきたのは、彼女の一人息子・チョル。実はスニは認知症を患っており、チョルはその迎えに来たのでした。そんな2人の姿を楽しそうにカメラに収める女性・スジがいました。
 チョルは漁港で働いていましたが、その彼の下にある日、悪友のジョンスがやってきます。ジョンスはヤクザの下働きで金の集金に来ており、チョルもその手伝いに駆り出されることに。その途中で寄った宿屋で、彼らはスジと出逢います。天真爛漫なスジに、2人は呆気に取られます。
 その後も、スニの容態は思わしくありません。実はスニは、認知症の他にも重度の病気を患っており、チョルは手術のための費用を集めようと、必死で働いていました。そんな彼に、ジョンスは自分の組から金を借りるよう勧めますが、チョルはヤクザから借りることを頑として拒否します。折しもジョンスの組は、日本のヤクザとの関係がギクシャクしており、抗争の一歩手前。そしてついにある夜、日本のヤクザの横柄な態度に業を煮やしたナンバー2が、日本側の幹部を殺害してしまいます。さらに、偶然その現場をチョルが目撃してしまったことから、事態はまずい方向に。さらにさらに、ジョンスが勝手に組から金を借りてしまったことから、チョルは絶体絶命のピンチに陥ってしまうのでしたが・・・。
 さすが韓国映画。母と息子の切ない関係や、偶然出逢った2人の恋模様、そして命をかけた男達の立ち回りなど、喜怒哀楽いろんな感情を楽しめます。若干ご都合主義な終わり方も、韓流好きな方にはまたイイ感じですね。
 八方塞がりで、思わず汚い言葉を吐くチョルに、スジが、
「こういう時は、もっと洗練された言葉を使うの。“つ”“ら”“い”って。」
っていう台詞がステキすぎます。日常に疲れた方に、ふとした幸せを思い出させてくれる作品です。


オススメジャンル&オススメ度・・・<感動したい>


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