万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

退屈な前半が全ての伏線。人が死なないミステリー。


2014年5月31日公開
監督:佐藤信介 出演:綾瀬はるか・松坂桃李・初音映莉子 他


【賛否両論チェック】
賛:何といっても「人が死なない」のが魅力。グロシーンが苦手な方に是非オススメ。後半のどんでん返しの連続もステキ。
否:美術関係の話が多いので、興味のない人にはかなり苦痛かも。フランス語で日本語字幕が出る場面も多いので、小さい子には難しい。


ラブシーン・・・キスシーンだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・全体の雰囲気はかなり怖め


 「鑑定士Qシリーズ」が、実写映画化されました。主演は綾瀬はるかさんです。
 主人公・凛田莉子(綾瀬はるか)は、その卓越した観察力と知識で、美術関係のことならなんでも鑑定してしまう、“万能鑑定士Q”。ある日のこと、とあるギャラリーの担当者から、
「ウチのギャラリーを使って、トルコ料理のイベントを開催したいという団体がいるんだが、なんか胡散臭いから鑑定してほしい。」
という依頼を受けます。当日の会場には、別件で取材に来た小笠原悠斗(松坂桃李)の姿も。その会場で莉子は、ほんの些細な不自然さに気がつき、そこから主宰団体が、実はギャラリーの美術品を狙っていることを突き止め、すんでのところで阻止します。これを知った美術品のオーナー・朝比奈(村上弘明)は、いたく感動。後に日本で開かれる「モナ・リザ展」の臨時学芸員として、莉子に検定試験を受けてほしいと依頼してきます。
 莉子は朝比奈の依頼を承諾し、一路パリへ。一方で、取材に行き詰まっていた小笠原も、莉子を取材すべく強引にパリへとついていきます。そこで莉子を待っていたのは、多くの贋作の中から、本物のモナ・リザを見つけるという試験。莉子はその眼力を遺憾なく発揮して、見事合格します。日本人で合格したのは、莉子と流泉寺美沙(初音映莉子)の2人。2人は帰国後、軽井沢で泊まり込みの研修を受け、本物を見抜く訓練を徹底的に叩き込まれます。
 その研修中、莉子は担当者から、気になる話を聞かされます。それはフランスの新聞記事の内容で、
「モナ・リザの右の瞳には、ダ・ヴィンチのイニシャルが刻まれており、それを観た研究者達は、みな精神に異常をきたしてしまった。」
というものでした。半信半疑な莉子でしたが、やがて彼女を原因不明の頭痛や目眩が襲います。苦しみながらもなんとか研修を終えた莉子。しかし、鑑定の腕が完全に落ちてしまい、彼女は窮地に立たされてしまいます。果たして、莉子に何が起きたのか。その謎を解く鍵を見つけたのは、意外にも小笠原でした。そしてそこから、事件は世界をも巻き込む恐るべき陰謀へとつながっていくのでした・・・。
 前半は単調なシーンが多くて結構退屈ですが、後半になるにつれ、前半が全て伏線だったことに気づかされます。そして、二転三転する事態に、ハラハラドキドキ間違いなしです。
 そして何よりこの映画の魅力は、「人の死なないミステリー」だということ。グロいのが苦手な方でも勿論余裕で観られますので、普段ミステリー映画が苦手な方にこそ、是非是非オススメです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>


本サイトはこちら→ http://movienavi.net/