シークレット・チルドレン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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深くて難しい。〝クローン”が織り成す重層的〝人間”模様。


2014年5月10日公開

監督:中島央 出演:オーガスト・コリエル ジェイミー・ベルナデッテ 他


【賛否両論チェック】
賛:オムニバス形式で進むストーリーが、意外な所でお互いにつながる様は見事。「生きるとは?」を変化球で問いかけてくる。
否:ストーリー自体はかなり静かに進んでいくので、少し眠くなりそう。


ラブシーン・・・キスシーンのみあり
グロシーン・・・自殺シーンあり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・基本的にはなし


 近未来、人間そっくりのクローンがいる世界の中で、迫害されていくクローン達の姿を描く、オムニバス形式の作品です。
 物語の舞台は、近未来の某国X。科学技術は進歩し、クローンが人間と共存している世界です。そんな中、新政府は方針を転換。人間を守るために、クローンの排除に乗り出します。その結果、政府にはクローン監視委員会が設置され、クローンは捕獲されて処分されるようになってしまっていました。そんな中、クローンの男女・セドリックとソフィアは、クローン達を守るためのレジスタンスとしての活動を始めるのでした。
 物語は4部構成のオムニバス。監視委員会の新米エージェントが、処分直前の旧知のクローンと再会する「英雄と悪党」。隠れ家にやってきたクローンの老夫婦の苦悩や、人間のジャーナリストとクローンとの出逢いを描いた「秩序と混沌」。クローンであることを隠して、人間の女性と恋に落ちた男の末路や、人間になりたがるクローンの姿を描いた「人間とクローン」。そして、セドリックとソフィアの最期の姿を描いた「現在と未来」。
 それぞれの物語が、意外な所で少しずつつながっていく、重層的なストーリーです。クローンの生きる姿を通して、人間の生き様のあり方を問いかけてきます。その少し変化球な内容に、意外性を感じます。
 展開は極めて静かなので、ちょっと眠くなりかもしれませんが、特にグロシーンもありませんので、生きることにふと迷った時なんかに、是非オススメです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>D


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