ブルージャスミン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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“見栄”が招く最悪の結末。自業自得の教訓的映画。


2014年5月10日公開
監督:ウディ・アレン 出演:ケイト・ブランシェット サリー・ホーキンス 他


【賛否両論チェック】
賛:「こうなっちゃいけないよ」という反面教師として観るのに最適。ともすれば重いテーマを、軽妙な展開で見事に表現。
否:時間軸が行ったり来たりするので、ちょっと分かりにくいかも。ラブシーンも割とある方。


ラブシーン・・・結構あり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 ウディ・アレン監督最新作です。虚栄心を捨てられない主人公が、自らの些細な嘘の積み重ねで全てを失っていく様を、コミカルに表現しています。
 とある港町にやって来た主人公・ジャスミン。彼女が訪れたのは、妹のジンジャーの自宅。元々ジャスミンは、夫だった実業家のハルが投資信託で大成功し、セレブな生活を送っていました。しかし、夫が詐欺師として逮捕されてしまい、一文無しになって妹を頼ってきたのでした。ただ、彼女を迎えたジンジャーやその恋人・チリの表情は複雑。実はジンジャー自身も、元夫と築いた財産をハルによって無駄にされてしまっていたのでした。
 しばらくジンジャーの家に泊まることになったジャスミン。やりたいことを聞かれると、
「学校に通いたい。ただ、何をしたいかは探し中。」
とのこと。それでもジンジャーの勧めで、インテリアコーディネーターの資格を取るべく、まずはパソコン教室に通い始めます。そして同時に、地元の歯医者での仕事も始めるのでした。とはいえ、彼女の情緒は非常に不安定。追い込まれるとパニックになったり、昔を思い出しては独り言を言い続けたりと、なかなか思うようにいきません。
 それでも何とか体裁を取り繕い続けるジャスミン。そんなある日、誘われて参加したパーティーで、外交官のドワイトと出逢います。ここでも見栄を張り、嘘に嘘を重ねるのでしたが、やがて自体は思わぬ方向へと転がり出すのでした・・・。
 物語は、現在の没落したジャスミンと、幸せの絶頂にいるセレブ時代のジャスミンが、交互に描かれていきます。時間軸が行ったり来たりするので、最初はちょっと戸惑うかもしれません。自分を良く見せたいがためについた嘘の数々が、やがて自分の首を絞めるきっかけになっていく様子が、とってもコミカルに描かれていきます。
 題材としては好みが分かれそうなところではありますが、非常に教訓になる映画ですので、謙虚な気持ちでご覧になってみて下さい(笑)。


オススメジャンル&オススメ度・・・<深く考えたい>


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