光にふれる | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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くじけそうな時に勇気をくれる、元気になれる1本。


2014年2月8日公開
監督:チャン・ロンジー 出演:ホアン・ユィシアン サンドリーナ・ピンナ 他


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし


 盲目のピアニスト・ユィシアンの実話を基にした台湾の映画です。ユィシアンさん本人がご自身を演じています。
 この春から台北の大学に通うことになったユィシアン。全盲の彼は音楽学科に入り、本人たっての希望で、寮生活を送ることになりました。母親は心配で仕方がありませんが、ユィシアンは周りから奇異の目で見られながらも、少しずつ大学生活に慣れていきます。
 彼のルームメイト・チンは、体育学科の陽気な青年。チンに誘われるままに、“スーパーミュージック”というサークルを作ったユィシアン。メンバーは4人だけですが、勧誘をしながら活動をしていきます。
 そんなある日、ユィシアンは学校にドリンクの宅配に来たアルバイト店員の女性・シャオジエの声に惚れ込みます。彼女は恋人と上手く行かず、ただ目的もなくアルバイトに明け暮れる毎日を送っていました。
数日後、盲学校を探して迷子になり、交差点で立ち往生していたユィシアンは、偶然通りかかったシャオジエに助けられます。それがきっかけとなり、2人はそれぞれの境遇を知ることとなり、少しずつお互いを理解していきます。
 実はユィシアンは幼い頃、コンクールで優勝した際に、
「目が見えないから賞が取れたんだろう。」
という心ない言葉を聞いたために、それ以来コンクールに出ることが出来ないでいました。シャオジエもまた、バレエダンサーになるという夢を捨てきれずにいました。そんな2人は、次第にお互いの姿から勇気をもらい、再び夢に向かって歩き出そうとし始めるのでした・・・。
 「目が見えない人間が、恐怖を克服して歩き出す姿」と、「夢を諦めきれない人が、その夢を叶えるために歩き出す姿」を上手く重ね合わせています。
「最初の一歩を踏み出すのが1番大事」
という台詞に、全てが集約されていると思います。
 ユィシアンさんの見事な演奏や、優雅なバレエも堪能できるので、興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。


オススメジャンル&オススメ度・・・<癒されたい>