バイロケーション【表】 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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全てを知るなら、2回観るっきゃない!!2つの〝バイロケ"。


2014年1月18日公開

監督:安里麻里 出演:水川あさみ・千賀健永・酒井若菜 他


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・全体的にあり


 自分の近くに、もう1人の自分が現れるという超常現象・バイロケーションを描いたホラー。ホラーというか、どちらかというとミステリーです。主演は水川あさみさん。
 主人公・忍(水川あさみ)は、画家を目指す元OL。彼女は、同じマンションの1つ下の階に越してきた高村と出逢い、結婚。幸せな毎日を送っていました。
 ところがある日、忍はスーパーで偽札を使ったといって取り押さえられてしまいます。防犯カメラに映っていたのは、なんと10分前に同じお札で買い物をする自分の姿。唖然とする忍の前に、所轄の刑事・加納が現れ、彼女をとある邸宅へと連れていきます。
 そこにいたのは、主催者・飯塚(豊原功輔)、主婦・門倉(酒井若菜)、大学生・御手洗(千賀健永)の3人。刑事の加納を含め、彼等はみな、ある同じ超常現象に苦しむ人間達でした。バイロケーションと呼ばれるその現象は、人間が相反する強い2つの感情を抱いた時に発生。自分の前にもう1人自分として現れ、“オリジナル”を殺し、“オリジナル”になりすまそうとするというものでした。
 最初は半信半疑な忍でしたが、すぐに彼女の前にもバイロケーションが出現。さらに、忍が加納のバイロケーションに襲われるという事件も発生し、事態はいよいよ予断を許さなくなります。
 果たしてバイロケーションとは何なのか。どうして忍の前に現れたのか。そして、加納始めそれぞれの人間の、誰が本物で誰がバイロケーションなのか。全ての謎が解き明かされた時、驚愕の真実が明らかになるのでした。
 主要キャストの皆さんが、“オリジナル”と“バイロケーション”という2つの人格を、見事に演じていらっしゃいます。本物なのかバイロケーションなのか分からない緊張感が、ドラマをより引き立てます。あ、どうでもいいことですが、酒井若菜さんの役名は、私と同じ名字です(笑)。
 そして何よりもこの映画の魅力は、ストーリーもバイロケーションよろしく、2つの異なるエンディングが用意されているという点。今回ご紹介したのは【表】バージョンですが、後日公開の【裏】バージョンもどうなっているか、期待大です。
 ちょっと変化球なミステリーを楽しみたい時に、是非オススメです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>