人は誰のために働くのですか | 経営コンサルタント 毛利京申 事業再生企業再建 事業承継

人は誰のために働くのですか

皆さんおはようございます。

今朝も快晴です。




昨日22時からやっていた『カンブリア宮殿』は、「就職率100%の学校」というタイトルだったので、テレビをつけると名古屋出身の「モード学院」の谷まさる氏が登場しておりました。




谷氏は、Education「エジュケーション」とは日本では単に「教育」と約されているけど本来は『子供を独り立ちさせる』という意味で、そうであるなら今の教育は間違っているということを間接的に申しておりました。




ですから、単にいい大學を受験させて、合格させることやどこか大手企業に入れることが本来の目的ではない。




そんな気持ちで会社に入れてもすぐにくびになるかついてはいけない。

単に会社に入れることは、「就職」ではなく「就社」だ!と断言しておりました。





たしかに「職」を身に付けることが本来のスキルであって、会社に入るためのスキルではありません。




あと、「何のために働くか」と私と同じことを言っていましたね。

結構こう聞かれると詰まる人が多いのです。


考えて、考えて、口では「人のため」と答えても結局は自分がお金持ちになることが最終目標の人が多いのです。




これは日本の教育が根本から間違っているからです。

以前にも紹介しましたが、数年前に産経新聞で台北、香港、北京、ソウル、東京の5都市の各3000人?の小学生の子供を持つ親にアンケートを取った結果が出ておりました。




どのようなアンケートかというと、「将来どのような大人になってほしいか」という内容です。




東京では、家族を大切にする人、悪いことをしない人、やさしい人という回答が上位を占めておりましたが、他の外国の都市の人は、国のために役立つ人、会社のために貢献できる人という回答が上位を占めており愕然としました。




何故なら先ほども申したとおり、「働く目的」が全く違うからです。


その昔、日本は軍事国家で、軍人が国を支配してきました。

この頃は、「お国のために・・・」という意識というか洗脳教育により、こう意識させていましたが、国のためと意識することはいいことだと思いますが、方法が間違っていました。




しかし、悪いことをしない人ややさしい人になってほしいなどは当たり前のことであり、世界で通用するような子供にさせるという目的なら全く世界で通用しませんよね。




私もいろんな事業に失敗してきた人を見てきました。

そんな人を少しでも多く助けようとこの業界に入りました。




今の大人にももう一度学校や私が主催する「かちがわ大学」のような生涯学習塾に通い、意識を変えさせないと日本は益々破綻に着実に近づいていると痛感しました。



さぁ、今日は昼から17:30まで、愛知県マッチング協議会の会議に出席したあと、18:30から名古屋市公会堂で開催される公演に行ってまいります。



「何のために働くのか?」「誰のために働くのか?」を今一度考えてみては如何ですか?