おはようございます
この週末、旦那は風邪で発熱して寝込むわ、娘も少し咳く、私も咳が出始めそうなると連続咳き込みが勃発して辛いところに頭痛まで併発するという一家総体調不良状態だったわけですよ。
あ~調子悪い…
でもお弁当のおかず作らなきゃ
夕飯作らなきゃ
お風呂の掃除しなきゃ
銀さん(柴犬)の散歩行かなきゃ
ってことでね、弁当のおかずと夕飯づくりはいいところまでやったのですよ。
最後に魚だけ焼けば終わりってところで日が暮れ始めた。
いかん!
真っ暗になったら銀さんの💩を見失ってしまう!日が暮れる前に散歩に行かねば
ということで先に散歩へ行くことに。
リビングで調子悪いとほざきながらYouTube動画を延々と見ている旦那に魚を焼き始めたから、焼けたら火だけ止めておいてとお願いして散歩の支度を進めると
娘「娘ちゃんも行く!かか(私)、おんぶして!」
というじゃないですか
この氷点下の薄闇の中、おんぶして散歩か…きついな~
けど娘をおんぶして散歩に行けるのもあと何回だろう?
そう思ったら「いいよ、一緒に行こう」って言っておりまして
銀さんに散歩用リードをつけて、いざ出発!
線路沿いの道を歩きながら娘と2人、電車が通れば
「電車だね。乗りたいね」とか
「あのピカピカはなぁに?」「あれは車のライトだよ」というような会話をしながらどんどん進む。
折り返し地点に差し掛かった頃…
カチッ
何かが鳴ったと思った瞬間、銀さんを繋いでいるリードから何の力も伝わらなくなった。
あれ?
銀さんを見る。銀さんも
あれ?
って顔してる。一瞬お互いを見つめあった直後
まずい!リードの留め金が外れたんだ!!
と察した瞬間に銀さんがこちらを見ながら口をうっすら開けて走り出す。
「銀!!!」
叫んだ頃にはもう遅かった。
野に放たれた犬は早い。
背後で娘が「どうしたの~?」って聞いてくる
「銀さん逃げちゃった」と話すと、え~!って。本当え~だわ
一人でも追いつけないのに娘をおんぶした状態で走れるわけがない。
諦めて逃げた方向へ歩きながら
「銀!銀さーん!」と声をかけていく。
何度か声に反応して姿を見せるも、こちらを一瞥もせずにめちゃくちゃ背筋を伸ばして我々の前を軽快にダッシュしていく。
その姿から
「安心してください!いますよ!!」
みたいな気概を感じる。
アホか。
はよ帰るぞって言っとんじゃ
そんなことを何度も繰り返したあと、さっぱり姿が見えなくなった。
長くなるので一旦ここまで。
つづく!