七草粥

今日は七草の日でしたね。

私は七草粥が好きで毎年必ずつくってます。

東京にいた時は七草セットを買っては、見たことない草にときめいたり？！
草を食べられるってなんか楽しいな～と思ってました。

田舎の方に引っ越してからは、畑をのぞいて今の時期に生きのこっている菜っ葉や草を色々寄せ集めて、七草ならぬ、八草だったり。

おせち料理など煮しめた保存のきく食べ物や、お餅、ご馳走を沢山食べたり、草木が枯れてる今の時期、畑に生きてるささやかながら健気に芽吹いている青々した草のフレッシュなエネルギーを感じる七草粥。
大事に摘ませてもらい、湯気のあがる真っ白いお粥に入れて香るなんとも言えない匂い。
美味しい味、では無いのかもしれないけど、これ以上美味しいものはないかも、と思うほど、季節と体と自然とが合わさった食べ物、食べ方だなぁ、としみじみ日本人の古くからの素晴らしい習慣に感動したりします。

今年は朝は霜で駄目だから、前の日に畑に残しておいた大根の小さいのと良く育ったカブ、小松菜と水菜を採ってきて、四草粥になりました。

本当は玄米粥にしようかしら？と思ってたんだけど、何だかやっぱり七草粥は真っ白いのがいいな～って思って。


自家製の梅干し、変わりなます、柚子大根、椎茸昆布の佃煮と質素な箸休めを添えて、今朝の朝食でした。

子供達は一番上の子は完食だったけど、他はあんまり(⌒-⌒; )
でもね、一口でもいいの。
今年も元気で過ごせます様に。との願いを込めて。
いつかこのお粥が懐かしくなる日がやって来ることを思って。

暮らしはそんなささやかな積み重ね。
今はまだ見えなくても。
いつか、きっと。



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