古本屋が無い。
どんどん無くなっている。
以前はそこかしこに、ブックオフのような大型店から小さな個人の古本屋まで沢山あったものだけど、今は個人店はおろか大型店も無くなっている。本は古本で別にいいと思うから、積ん読が減ってきたタイミングで古本屋に行くようにしているのだけど、店が無い。
古本に限らず書籍を扱う店、書店全般が減っている。
電子書籍化や活字離れ、雑誌の情報はネットに取って代わられ、本が売れないから仕方ないか。
本屋の息子で、皆が本を読むことで大きくなった自分としては今の本を取り巻く状況は寂しい限りだ。
「丘の上の本屋さん」2021年 イタリア
監督 クラウディオ・ロッシ・マッシミ
町並みがとても美しい。
そんな町の丘の上に、お爺さんが営む小さな古本屋。
そこを尋ねる小さな常連客。
これだけで、もうええ話やん。