女好きと称される人が、全ての女性を平等に好きな訳はなく、基本好きだけど、その中で女性に対しての序列はあるだろう。
ギャンブル好きなんかも、たくさんあるギャンブルの中で、好き嫌いはあるだろう。
漫画、アニメ、音楽、スポーツ、有名人、何であれ、愛好する特定のジャンルの中で、順位みたいなものは人それぞれあるだろう。
僕もラーメンなんかは好きでよく食べに行くが、ほとんどは美味い。が、不味いラーメンもたまにある。
行く店のほとんどが美味いから、ラーメンを好きでいられるが、ほとんどが不味ければとても好きではいられないだろう。
たまのハズレは、良いアクセントになり、次に行った店が美味ければ、やはりラーメンは美味いと確信を与えてくれたりする。
すべてが上手くいけば、それは結構なことだけど、それが当たり前になると、何も分からなくなる。白いキャンバスに白一色で絵を描かれても、それが何か分かるはずもない。
良い物、良いこと、良い人、ばかりじゃないから、世界に色がつく。
良くないにばかり出会い続けると、この世がきったねえ世界に見えてしまうけど。
「プー あくまのくまさん」2023年 イギリス
監督 リース・フレイク=ウォーターフィールド
こら、なんじゃい。
とても良い素材を台無しにした感。
面白そうだと思ったが…