田中亮監督『コンフィデンスマンJP』INTERVIEW&ファンイベントREPORT | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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 『ミックス。』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『リーガル・ハイ』等、数々のヒット作を手掛けた脚本家・古沢良太による大ヒットドラマ「コンフィデンスマンJP」。3人の信用詐欺師達(=コンフィデンスマン)が奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る痛快エンターテインメントコメディ作品!ドラマファンも見ていなかった人も、痛快に騙される映画が誕生した。

 

 

 天才的で美しいが、どこか不完全で憎めない主人公ダー子役の長澤まさみ。騙すことも得意だが、お人好しゆえに騙されることもあるボクちゃん役の東出昌大。どんな世界の人間にも見える特技を持つリチャード役の小日向文世。この3人のコンフィデンスマンが、香港を舞台に二転三転する壮絶な騙しあいを繰り広げる。また、竹内結子、三浦春馬、江口洋介ほか、豪華キャストの参戦も見逃せない!

 

 

 

 

 今回、キャンペーンでメガホンをとった田中亮監督が来名!撮影エピソードを語ってくれた。

 

INTERVIEW

 

 

Q:古沢良太さんの脚本を映像化する醍醐味とは?

 

「まず一番気をつけたことは、会話の掛け合いの面白さを損なわないことです。古沢さんの脚本って、説明のト書きがほとんどなく、会話がずっと続くんです。脚本を読んだ時のテンポの良さ、その面白さをいかに映像化するかがポイントであり、醍醐味だと思います。俳優のみなさんには、『普通のドラマの1.2倍から1.5倍のスピードで掛け合いをしてください!』ってお願いしました」

 

Q:今回の劇場版の脚本の第一印象は?

 

「ドラマで10話を書き上げた上で、よくこれだけダマシのパターンを思いつけるなって関心しました。本当に天才なんだと思います。もちろん、そこには生みの苦しみがあったことも、間近で見ていたので知っています。閃きだけではなく、努力して考え抜いたアイディアをブラッシュアップしていく作業は、才能プラス努力の賜物だと思います。脚本の中に、常識を超えたメッセージをしのばせ、なおかつ観る者を納得させ、新たな答えを提示するテクニックは素晴らしいと思います。今回のロマンス編に関しても、『愛』というテーマが根底にあって、掛け合いや伏線だけじゃない凄さを感じました」

 

Q:映画監督デビュー作となりますが、どんな挑戦をされましたか?

 

「最初は、『映画だからこうした方がいいんじゃないか? ドラマとは違いを出したほうがいいのでは?』 って、いろいろ考え抜いたのですが、最終的に辿り着いた答えは、『演出する上では変えないでやろう!』ということでした。いままでドラマ版でやってきた「コンフィデンスマンJP」をやり通そうという決意で挑みました。主人公の本名もわからず、過去も描かれず、成長もしない。そんな元々の面白さをブレることなくやり切ったつもりです。ただ、わざわざチケットを買って、足を運んでくれたお客様に、この映画を宝物のように感じて欲しかったので、香港を舞台にした豪華さ、スクリーン映え、さまざまな仕掛け、これまで見たことのないダー子、 ボクちゃん、リチャードの表情といった、お客様へのサプライズ&プレゼントをたくさん用意しました」

 

Q:香港ロケに関して、ご苦労はなかったですか?

 

「まず、『日本人のダー子たちが、香港を舞台に、異国の人をもダマすことが出来るのか? それを観客がすんなり納得することができるのか?』 という不安がありました。ただ、そもそも国籍さえもわからないようなキャラクターたちが主人公なので、その無国籍なイメージに救われたところがあったと思います。撮影に関しては、やりやすかったですね。香港は映画の街なんです。現地のスタッフが、映画に馴れているのもありますが、ロケしたい場所での撮影がほぼOKがとれ、納得の香港ロケが実現しました。ハーバーグランド香港というホテルの屋上プールサイドのシーンは、夜中の撮影だし、時間も限られているし、雨が降って中断したり、いろいろ大変な撮影でした。その甲斐あって、香港の夜景をバックに、ここでしか撮れない映像をお届けすることができたので、是非注目して観て欲しいです」

 

Q:キャストの意気込み、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

 

「今回も、長澤まさみさんを筆頭に、コンフィデンスマン=信用詐欺師たちが、いろいろなコスチュームで登場します。その時々、『このキャタクターの時は、こんな衣装で、こんな髪型で、こんな話し方で!』と、相談しながら詰めていきます。ただ、現場に入って演技がスタートすると、予想を超える芝居がどんどん!どんどん出てくるんです。それが何よりうれしくて、より芝居が面白くなるように、役者の方々とキャッチボールしながら現場で高めていく感じでした。誰かが突っ走ると、誰かがストッパー役をかってでるようなチームワークも万全でした。誰もが振り切れるし、誰もが静観でき、みんなで言い合える現場でした」

 

Q:最後にメッセージを!

 

「古沢良太さんの脚本が素晴らしいです!連続ドラマからの映画化作品ですが、単体作品としても楽しんでいただける内容に仕上がりました。「コンフィデンスマンJP」を知らない方に観てもらいたいですし、ドラマから観ている方は、ほんとうにニヤニヤしながら楽しんでもらえる仕掛けが満載です。観る毎に発見のある映画だと思いますので、是非劇場でお楽しみください!」

 

REPORT

 

 

 天才信用詐欺師の協力者の五十嵐役で、個性豊かなキャラクターを披露する小手伸也さんと、田中亮監督が名古屋で行われたファンイベント「子猫ちゃんたちの集い 〜カウントダウン編〜」に登壇!コアなファンが集合する中、ドラマ版から劇場版、そしてスペシャルドラマの裏話的撮影エピソードを語り、その軽快な掛け合いトークで、場内は笑いの坩堝と化した。

 

 

 

 途中から、映画『コンフィデンスマンJP』のプロモーション映像をスクリーンで上映しながら、副音声付きで説明。映像終と交互に再びトークを繰り返す。

 

 

 観客とジャンケンゲームでオリジナルプレゼントをかけて対決するアトラクションも行った!

 

 

 最後に、参加したファンと記念撮影!左から司会を担当した東海テレビの森夏美アナウンサー、小手伸也さん、田中亮監督。

 

『コンフィデンスマンJP

2019年5月17日(金)よりミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW

公式サイト  

(C)2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会