西島秀俊さん、竹内結子さん、黒沢清監督登壇!『クリーピー 偽りの隣人』名古屋舞台挨拶REPORT | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家・綾辻行人も「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕の原作小説を、『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が実写映画化。近所付き合いが希薄になった現代、誰の身にも起こりえる日常に忍び寄る悪意、奇妙な隣人に翻弄されるうちに深い闇に引きずり込まれていく夫婦の恐怖を、原作とは異なる映画オリジナルの展開で描き出す。主人公の犯罪心理学者を西島秀俊、その妻を竹内結子、不気味な隣人を香川照之が演じ、観るほどに恐怖が倍増していく。本年度ベルリン国際映画祭や香港国際映画祭への正式出品が決定し、早くも世界から注目を集める衝撃のサスペンス・スリラーが、遂に幕を開ける!



今回、キャンペーンで主演の西島秀俊さん、竹内結子さん、そして黒沢清監督が来名。名駅前・ミッドランドスクエアシネマで舞台挨拶が行われた。

舞台挨拶REPORT
【日 時】6月7日(火) 18:30~19:00
【会場】 ミッドランドスクエアシネマ(スクリーン1)
【登壇者】西島秀俊、竹内結子、黒沢清監督
【MC】 松岡ひとみ



【MC】それでは一言づつご挨拶お願いします。

西島秀俊(以下、西島)「名古屋のみなさま、こんばんは! 西島秀俊です。こんなに温かく迎えていただき、また皆さんとお会いできて本当にうれしいです。今日は楽しんでいってください」

竹内結子(以下、竹内)「みんさん、こんばんは。今日はようこそお越しいただきました。わたしは、この作品が本当に大好きです。本作は6月18日より公開になりますが、皆様がこの作品をどう観ていただけるか楽しみでしかたありません。どうぞごゆっくり映画を楽しんでください」

黒沢清監督(以下、黒沢)「本日は、こんなにたくさんお集りいただきありがとうございます。西島秀俊、竹内結子が出演しているから、ちょっと観てみようかなって、お気楽に来た方もいると思いますが、この映画を観るにはちょっとした覚悟が必要かもしれません。この舞台挨拶では、陽気に明るい2人ですが、映画の中ではどんな風に変化していくか……!? 楽しみにしてください」

【MC】名古屋の印象はいかかですか?

西島「撮影でも、舞台挨拶でも度々来させていただいてますが、 今日は、わらび餅やら、ひつまぶしやら、そして、すごいモンブランをいただきまして、もう太って帰ろうと思ってます」

竹内「今回は、名古屋でしか味わえないわらび餅を美味しくいただきました」

黒沢「僕は、わらび餅食べてないんですけど……!? 」

西島・竹内「えっ!まずいまずい」

会場「爆笑」

黒沢「少しムッとしてます」

西島「世界の黒沢清監督に、名古屋のわらび餅を食べさせてないなんて…、びっくりしました」

【MC】原作を映画化する上でこだわったところは?

黒沢:「原作は、とにかく面白いんです。その中の核となる部分を映画では拡大しました。主人公の家と、その近隣で起こる事件が中心になりますので、登場する家をどのように映すか? どう表現するか? けっこう工夫しました。映画を観れば、みなさんもご理解いただけると思いますが、なんでもない普通の家が、物語が進んでいくにしたがって、どのように変貌していくのか? 楽しみにして観ていただければ幸いです」

【MC】今回の役について、演じてみていかがでしたか?

西島「僕が演じた役は、家庭を顧みない、あまりいい夫とは言えないかもしれません」

竹内「いやいや、悪い人ではないんです。ただ、仕事に没頭すると周りが見えなくなるタイプなんですよ」

西島「はい、倦怠期の夫婦を演じています」

竹内「私が演じたのは、家庭の事を完璧にこなす大人しい主婦です」

【MC】監督から見た西島秀俊さん、竹内結子さんとは?

黒沢「西島さんが若い頃に、何度かご一緒させていただきました。僕の中では、西島さんはナイーブな若者といったイメージなんです。最近では、男らしい役もやるし、中年の役もやっているので、この作品でも妻や家族を守ろうとする中年の男を、そして中年の悲哀を表現してくれると思ってお願いしました。でも、会ってみると、見た目は、若者のままなので、大丈夫かな?と心配しました(笑)。出来上がった作品では、期待通りのキャラクターを演じてくれました。竹内結子さんは、前からずっとキャスティングしたい女優さんで、今回はじめてご一緒させていただきました。僕の印象では、積極的でアクティブな役が多かったと思いますが、今回は受け身なキャラクターなんです。さて、どんなお芝居をしていただけるのかと、楽しみにしていたのですが、凄いんです。天才的なんです。あまりに美形なので、そちらに気をとられがちなのですが、本当に演技派なんです。驚きました」

【MC】映画は緊張感みなぎる印象でしたが、現場の雰囲気はどうでしたか?

竹内「今日の舞台挨拶のように、こういう感じでずっと話をしていましたね」

西島「そうそう、今日は居なくて残念ですが、この会話に香川照之さんが加わる感じです」

【MC】香川さんはムードメーカーなのですか?

西島「まぁ、そうですね! だいたい香川さんが喋って、竹内さんが巻き込まれていくっていう…、映画の展開と同じです(笑)」

竹内「そうそう、映画はネガティブな展開ですが、ポジティブな感じのトークが止まらないんです」

黒沢「僕は現場の段取りで忙しいので、西島さん、竹内さん、香川さんが楽しそうにしている輪には加われませんでした。ハードな演技を要求される現場だからこそ、カメラが回っている時と、回っていない時のONとOFFの切り替えが大事なんだと思います。シリアスなシーンのカットの後に、3人が集まって爆笑しているんです。なにを楽しそうにしているんだろう?って、僕は気になってしょうがなかったです(笑)」

【MC】ほかの共演者の方の印象は?

西島「東出昌大くんは、初めて現場で会った時に『東出くん』って、フレンドリーに接していったのですが、東出くんから『普段は話すんですけど、今回の役はそうもいかないので、今回は、共演者の方々とは話さないようにします』って言われしまい、現場の東出くんは共演者から少し距離をとって、すごく役に集中していました。川口春奈さんは、すごい長ゼリフがあるのですが、テストの段階から完璧でしたね。藤野涼子さんは、初日に自分の出番がないにもかかわらず、勉強熱心にメモしていました。若手の方々は本当に真剣に取り組んでいたと思います」

竹内「わたしも真剣ですよ(笑)」

西島「いや、僕ももちろん真剣です(笑)。とにかく、若手の方々が集中して頑張っていました」

【MC】 西島さん、竹内さん、香川さんは何度も共演しているから若手にはないチームワークがあったんですね!

西島「そうですね、長いですからね」

竹内「西島さんは、香川さんとずっとタッグ組まれてますよね!?」

西島「タッグ組んでないけど(笑)。香川さんとタッグは組んでないし、「ストロベリーナイト」で竹内さんと共演した方が長いですからね(笑)」

『クリーピー 偽りの隣人』大ヒット祈願「菓子まき」タイム

【MC】名古屋では、結婚式などのお祝い事の時に、近隣に駄菓子を大量に撒いて、それを近所の人が拾いに来るという風習があるんです。タイトルにもあります『隣人』にお菓子を撒いてヒット祈願しようという意図と、「ストロベリーナイト」では、竹内さんが演じる姫川玲子に片思いだった西島さん演じる菊田和男が、本作で見事に夫婦になったという意味も込めまして……」

西島「僕のためにですか? いや、ありがとう。じゃあ菊田の気持ちになってお菓子を撒きたいと思います」

【MC】みなさん「菓子まき」です。肩の調子はどうですか?

黒沢「いや~、10年くらい投げてないですからね。昔は投げてたんですけど、ちょっと怖いですね…」

西島「いや、後ろの席には届かないんじゃないかな? 」

竹内「西島さんは、昔鍛えた豪腕なんで大丈夫なんじゃないですか?」

西島「ほんとに、そういうことばっかり言ってるよね(笑)」









▲「菓子まき」TIME /観客にお菓子を投げ込んで会場騒然!大いに盛り上がりました。

フォトセッションタイム


▲マスコミ用&会場観客用フォトセッション

【MC】それでは最後にメッセージをお願いします。

黒沢「「“クリーピー”という言葉は、英語で気味が悪いという意味です。日本を代表するトップスターたちが勢揃いして、こぞって気味悪さを演じています。腕によりをかけた極上の気味悪さをご堪能ください」

竹内「今回、高倉康子という役を演じるにあたり、監督から『康子さんは夢を見ている感じです』というヒントをもらいました。その監督からのヒントを元に最後まで演じたつもりです。映画を観た方から『大興奮の悪夢だった』と言っていただけたら最高だと思います」

西島「作品が作品なんで、こんなに舞台挨拶が盛り上がると思っていませんでした。なんか、香川さん連れてくれば良かったなと悔やんでいます(笑)」

竹内「そうですよね。この場にいたら、全力でタンバリンとか鳴らしていると思います(笑)」

西島「いや、これから映画を観ていただくので、この楽しかった舞台挨拶のことは一旦忘れていただいて、この映画の気味悪さを楽しんでいただきたいと思います。こんなに一体感のある舞台挨拶を体験したみなさんは、もう“クリーピー仲間”です。できたら、2度3度、お知り合いの方々も誘って、劇場で“クリーピー体験”を楽しんでください。今日はほんとうにありがとうございました」



『クリーピー 偽りの隣人』2016年6/18(土)→ミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW


公式サイト

(C)2016「クリーピー」製作委員会



#エーガね

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