横浜聡子監督『俳優 亀岡拓次』名古屋キャンペーン! | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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名古屋キャンペーン



 演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーであり、舞台、映画、ドラマなど、幅広い役柄をこなすカメレオン俳優として人気の安田顕が主人公を演じるハートフル・ムービー。役であれば、泥棒やチンピラ、ホームレスと何でもござれ!大作から自主映画まで、声がかかればどんな役でも応じる脇役俳優の亀岡拓次を表情豊かに、また肉体を駆使して熱演する。原作は、自身も劇団を持ち、俳優としても活躍する作家・戌井昭人の同名小説。メガホンをとるのは『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子監督。ヒロインには、麻生久美子、そのほか染谷将太、工藤夕貴、三田佳子、山崎努ら豪華キャストが共演する。  今回、キャンペーンで横浜聡子監督が来名。伏見ミリオン座にあるスタジオで撮影エピソードを訊いた。

CINEMASCOOP VERSION▶INTERVIEW



Q:原作小説との出会いは?

A:横浜聡子監督(以下、監督)「もともと、戌井昭人さんの小説は好きで読んでいたのですが、この「俳優・亀岡拓次」は、監督のオファーがあってから読みました。『戌井さんの小説の映画化なんだ!』って、うれしく思いながらすぐ読みました。映画化ということを意識して読もうと思ったのですが、読み進めていくうちに、一読者になってゲラゲラ笑いながら一気に読んでしまいました」

Q:映画化の方向性はすぐに浮かんだのですか?

A:監督「小説の面白さに魅き込まれてしまい、映画化のアイディアはすぐには浮かびませんでした。オファーがあった時には、亀岡拓次のキャストもまだ決まっていませんでした。まずは映像化するための方法を模索し始めました。男性が主人公ということもあり、自分には不得手。40歳の男性像を自分で書くことは無理だと思いました。それで、男性の脚本家が担当することでスタートしたんです。俳優・亀岡拓次の部分は上手く表現できていたのですが、人間・亀岡拓次という視点をもう少し掘り下げたいと思いました。わたしが脚本を引き継いだ時点から人間・亀岡拓次を脚本の中に補強していきました」

Q:人物像を作り上げる上で取り組んだことは?

A:監督「リサーチはさほどしていません。男性の恋に落ちるポイントがまったくわからないし、男性の思考回路を私には理解できないんです。小説の中の亀岡拓次は、すぐに女性といい方向にいけるのではないかと妄想するんですね。現実から妄想して一歩先に踏み込んでいく亀岡の行動は、現実的な女性には理解不能。そこが逆に男性の面白い部分なんだと、分からないなりに理解しつつ、いろいろな演出アプローチをしながら俳優・亀岡拓次、そして人間・亀岡拓次を練っていきました」

Q:人間・亀岡拓次を具体的に表現するなら?

A:監督「人間・亀岡拓次は、まずはお酒が好きですね(笑)。大きな目標があるわけではなく、美味しいお酒が飲みたいとか、女の人と仲良くなりたいとか、煩悩に逆らわない人間的な欲求を抱えた男性だと思います。いわゆるヒーローではないですし、人の人生に影響を与えるような偉い人でもありません。俳優として芝居をしている時も、人間として日常を過ごしている時もブレないというか、亀岡はずっと同じなんです。自分の器を知っている人だと思います」

Q:主人公を演じた安田顕さんについてのエピソードは?



A:監督「安田さんは舞台の出身ということで、この映画の中で三田佳子さんと共演している舞台の稽古シーンで、いろいろなアイディアをいただきました。私は舞台演出をしたことがないので、安田さんから舞台稽古の雰囲気や方法などを教えてもらいました。チャップリンやバスター・キートンといった往年の喜劇俳優のように身体で表現することが出来る希有な存在の役者さんだと思います。今回、亀岡を演出する上で、安田さんの特徴を最大限生かしたつもりです。外国映画のオーディションシーンでは、安田さんの身体能力におまかせする部分が大きかったですね。とても面白いシーンになっていると思います」



Q:音楽を担当した大友良英さんにはどんなリクエストをされたのですか?

A:監督「まず、この映画の漠然としたテーマから説明して、亀岡拓次のロードムービーというか、亀岡をいろんな場所に運んでくれるような楽しい音楽が欲しいと伝えました。あと、口笛と女性の声というワードも伝えました。シーンに合った音楽を、想像以上に膨らまして作ってくれました」

Q:最後に名古屋の映画ファンにメーセージを!

A:監督「安田顕さんの魅力全開の映画に仕上りました。これまで見たことのない安田さんの表情や演技が楽しめると思います。むずかしいテーマを語る映画ではありませんので、肩の力を抜いて存分に楽しんでください」

『俳優・亀岡拓次』2016年2/6(土)→センチュリーシネマほかROADSHOW



公式サイト

(C)2016「俳優 亀岡拓次」製作委員会


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