笑顔にならなくていい。呼吸の速さがゆっくりになったらそれでいい。 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

笑顔になるということは 
その瞬間 
心地良くなっているということ 


友達と会話をして 
大笑いしたあと 
疲れが吹っ飛んだことがあった 


2人で笑い合えたとき 
最高の幸せだったときがあった 


イライラしていたとき 
顔見知りの人が 
行った先のお店で働いていて 
笑顔を見せられた 
そのとき 
イライラが消えていたことがあった 


笑顔は 
『怒っていないよ』という 
表現方法 


でも 
笑顔になれないときもある 
本当に落ち込んで 
先が見えなくて 
自分は何もできないんじゃないかって 
思うときがあった 

下を向いて 
ただ毎日を繰り返して 
ため息ばかりついて 



呼吸の速さは 
心が急いでいる証拠 
50mを走った後は 
呼吸と脈が 
速くなる 

笑顔になる前に 
心の急ぎと焦りを 
なくす必要がある 

「何とかしよう」と思うことが 
悩みの発端 
「この時までに、これをすべき」があると 
心の急ぎと焦りが 
生まれる 

50m先の目的地に 
「どれだけ時間がかかってもいいですよ」と 
言われると 
悩みは生まれない 
けれど 
「10秒で着いてくださいね」と 
言われると 
悩みが生まれる 
他人から言われた制限が 
心の急ぎと焦りを 
生み出すのだ 



世の中のスピードが 
速くなって 
ついていけなくなるとき 
呼吸は速くなる 
悩みやイライラも 
生まれる 
1分で出てくる 
食べ物屋さんに慣れると 
3分で出てくる食べ物屋さんに 
「遅い」と感じてしまう 
3分でも充分早いのに 


ある工場では 
機械のスピードを 
2倍にした 
生産を増やすために 
そのため 
検品する人は2倍のエネルギーを 
費やすことになった 
その結果 
機械は壊れやすくなった 
不良品も多くなった 
クレームをなくすために 
検品方法を変えた 
人件費をかけたくないから 
人の数はそのままで 
検品する人は 
何倍もの作業を
強いられた 

2倍増えたからといって

2倍の作業量とは限らない

その分の焦りも含まれていくだろう


検品する人は 
知恵を振り絞りながら 
何倍もの速さで 
検品することになった 
この結果

手順をしっかり守って検品するのだろうか?
はたして不良品は減るのだろうか? 




呼吸がゆっくりになるとき 
自然体でいられる人といたとき 
心地良くて 
いつの間にか眠ってしまうような 
人柄の人と一緒にいたとき 

呼吸がゆっくりになれる場所 
常に一定のリズムの 
自然たち 
海 
山 
川 

呼吸をゆっくりにさせてくれるもの 
動物たち 
期日というものがないから 
心の急ぎと焦りがない 



笑顔にならなくていい 
呼吸の速さがゆっくりになったら 
それでいい