「フルマラソンを走る体作り」その18

〜初フルマラソンサブスリー、その先に伸びる未来はありませんてした


 今週の「フルマラソンを走る体作り」は、恥ずかしながら、僕が初フルマラソンでサブスリーした時の話を書いて来ました。これは正直言いまして、何も知らないならやってしまったのですが、成長し続けられる内容ではなく、今より自分から見ますと、望ましいアプローチではありません。

 やはり足作りを伴わないと、継続的に成長しないものだなぁと思います。正しくは継続的な成長にはスピード練習より足作りが大切だと強く感じます。


 「海と緑の」で良い結果、と思いましたが距離不足でしたので、古河はなももマラソンでしっかり走りたいと思っていました。

 今日は初マラソンとなった古河はなももマラソンの内容から書いていきたいと思います。

 その後に、初マラソン後の練習内容と、その結果を書きたいと思います。



平坦なコースの大会を選んでいました

 僕ほ20年以上、マッタク運動をしていませんでしたから、走り始める時に、筋肉がほとんどなかったんですね。ですから、坂がないコースを選ぶようにしました。

 また、先に書きました通り、家から近い場所て行われる大会を選びました。そのために古河はなももマラソンか良いかなぁと考えました。

 金曜から受付できると知って、仕事を早目に切り上げて、駅から受付会場(スタートと同じ)までを走ってみました。

 勿論、全部ではありませんが、スタートしたら、古河駅方向に向かうので、その範囲でコースを確認しました。



当日はCブロックでした

 初マラソンのくせに申し込む段階で目標タイムを3時間で入れていました。(でも、冷静に考えますと、3時間でCブロックということは大分多くの方が目標タイムを高く設定していたってことですね)


 「海と緑の」は5km21分で走るプランでしたが、スタートからの5kmラップが20:18-20:16と速かったです。今回はスタートのタイムロスを1分と見込んで、5km20分50秒を目標にしました。


 スタートしてから、それ!と思いますが動きません。焦りますが、仕方ありません。タイムロスは約32秒、そして、初めの曲がり角までの1kmはペースを上げられませんでした。

 そんなこともあり、5kmラップは20:34-20:29と前回より抑えられました。とはいえ、実際は周りが速くてペースを抑えようと必死でした。当日のメモによると、7km位で周囲のペースが落ち着いて自分のペースで走れた、あります。

 この日は4:07/kmを意識して走り、ペースを落ち着かせるために、足を上げすぎず、蹴りも抑え気味にしました。

 この時はアミノバイタルゼリーを3個持っていて、10km毎に3個摂りました。VESPAも持っていて、25kmで摂りました。

 この大会のコースが良かったのは、25kmと30kmが折返しでしたよね〜。スライドが多いのも良かった点ですかね。

 25kmを過ぎると周囲のペースが落ち始めて、徐々に抜くことが増えました。30kmに向かって南下する時に向かい風を感じましたが、30kmの折返し後は追い風ではなく、横風でした。35kmからは腕が痺れてガス欠でした。

 この頃は朝食に何を食べていたか?記憶にないんですね。最後はトラック手前が狭いのですが、ここでも何人か抜かれて。最後のトラックは有森裕子さんが声を掛けていらして。

 そして、ゴールしました。2時間56分15秒でサブスリーを達成しました。

5kmラップ:20:34-20:29-20:32-20:37-20:35-20:46-20:54-21:39-9:3





短期間で結果を出すならこのアプローチが良いですが
 今回は僕が半年でサブスリーを達成した話を紹介しました。普通にあるマラソン練習とは異なり、ビジネスのアプローチを取り入れて、短期間で一気に目標を達成しました。
 仮に、この1回でマラソンはもうやらない、というなら、この方法はお勧めかもしれません。

 実は、この時の僕は、ここまでと同じように、ハーフマラソンで1時間20分を切れば、フルマラソン2時間50分とできるから、普段の練習スピードを速くすれば良いとだけ思っていました。


 秋に向けては、こんな結果を出して行きました。
 この2014年3月時点では3:50/kmで走れませんでしたが、2014年11月までに3:50/kmで練習を積めるようになっていました。
 4月の東日本国際親善ハーフで1時間20分55秒、5月の春日部大凧マラソンで1時間20分35秒とハーフも伸ばしました。
 また、6月は柴又100K 60kmの部、10月はえちごくびき野60kmを走りました。


 ところが、11/3の湘南国際マラソンでは2時間55分54秒

でした。初マラソンの古河はなももはスタートのタイムロスのが32秒ありましたから、NETでは遅かったんです。


 何が足りなかったのか?という点は明日の日曜企画に任せたいと思います。




 しかも、湘南国際のゴール後は股関節周りに強い痛みがあり、最終的に仙骨の疲労骨折でした。

 この時、マラソンはケガとの戦いなのか?と思いました。

 僕は苦しい思いで練習を重ねて、自己ベストという喜びを味わいたいと思っていましたが、故障を繰返して、毎回、更に苦しい思いを重ねると思ったら、マラソンを続けられないと思いました。

 僕は考え方を替えて、ゆっくり走り、足作りを重視した結果、翌年の湘南国際マラソンを2時間46分で走れました。「ゆっくり走れば速くなる」を強く感じました。