「マラソン自己ベストを更新したい」では秋からのレースに向けた夏の身体作りにフォーカスして書いて来ました。お盆明けからは距離走をお勧めしたいので、次の連載に向けての準備期間を取らせてもらうこともあり、繋ぎ企画として、「マラソン徒然なるままに」として、書かせて頂いています。

 今日は最近気づきましたセルフケアについて紹介したいと思っています。



痛む箇所とその原因箇所とは離れています

 マラソンでは疲労性の痛みをお持ちの方が多いかと思います。夏の間は疲れが溜まっても、気温が高いために関節が柔らかくて、気づきにくいかと思います。ところが、秋から冬に向かって気温が下がって行きますと、痛みに繋がりやすいと思います。


 例えば、足底筋膜炎は足の裏が痛む症状ですが、原因は痛みのある足裏ではなく、腓腹筋のコリが原因です。

 ところが、まだ痛みのメカニズムを知らなかった頃の僕はせっせと足裏をマッサージしたり、ツボ押しにボールをゴロゴロさせていました。

 実はこうしたボールをAmazonでは普通に売っていますから、余計にややこしいと思います。


 当然ながら、坐骨神経痛やシンスプリントも痛む箇所と原因(コリのある場所)が離れています。

 僕はこれまで、このブログでコリについて書いて来ましたが、その時は筋肉に力を入れないでコリをほぐすことを紹介してきました。

 今回はそれを応用する形でコリを見つけて、ほぐすことについて書かせて頂きます。



原因が見つからない場合があるんです

 僕は鍼灸院で診て頂く時もありますが、セルフケアも多いです。

 今年は別大後に生じた左臀部のハリが消えずに苦しんで来ました。痛みが消えても、またスピードを上げるとハリが復活するんですね、

 坂本先生に診て頂いて、鍼を打って頂いたことが何度もありますが、原因箇所がマッタク見えませんと、正しく痛みを伝えられないんですね。折角診て頂いても治る効果が薄いんです。


 過去を振り返りますと、シンスプリントは2016年から2019年まで冬の期間に悩んでいました。何度もDNFしました。簡単に治す方法を見つけてきた訳ではなく、苦労してきたんです。


 今回は別大2024の後にハリな消えず、気になりながら走ってきました。基本的に痛みがなくなってから走りますが、距離走やレースの後にハリが出ちゃうんです。

 あちこちをほぐして段々改善しますが、ここだ!という感触ではないので、あちこちをほぐしながら、何とか改善できました。



気付きに繋がる出来事がありました

 先日から奥武蔵グリーンラインを走りますと、上り坂は左足を持ち上げるのが重いんです。下り坂は左足がスムーズに前に動きます。平坦な場所は問題なく、足を前に出せます。

 足を持ち上げる動作で、どこに負担が掛かるのか?と思うのです。臀部にハリがあるので、筋肉の間の筋膜か?と足を伸ばした、筋肉に力を入れていない状態で押してみますが、ここは問題ありません。

 コリを探す時、筋肉に力が入っていますと、押せませんから、足を伸ばしていました。でも、上手くコリを見つけられないんです。


 どんな状態にすると、嫌な感触になるのか?と考えて、階段の2段上に左足を上げた状態にしたら、お!この状態だとちょっと違うかもと気付きました。

 ここであちこちを押してみました。


 すると、今まで押しても痛くなかったのに、スゴくコってる箇所を見つけました。

 そうか〜!ハリや動きの悪さを感じる状態でコリを探した方が良いのですね!

 納得〜!良かった〜!と思いました。


最後に、僕はピップエレキバンの達人です!

ハンドマッサージとピップエレキバンでケアしてます。マッサージガンは強すぎます!それに細かい所をケアしきれません。明日からはセルフケアについてもう少し書いてみたいと思います。


(腰周りにピップエレキバンをしっかり貼ってます)

(筋肉はこんな風になってます)