U-stream配信「軽井沢ベース」第2回は・・・
先日配信した第1回目の放送は、機器トラブルに見舞われて、NASCさん主催の「Super Car Rally Challenge 1st Stage in Karuizawa」の模様をご覧頂く事が出来ませんでした。
現在ダイジェスト版をご覧頂けるようになりましたので、お時間がある時に覗いてみてください。
下記よりご覧いただけます。
Super Car Rally Challenge 1st Stage in Karuizawa
そして「軽井沢ベース第2回」は5月15日(火)22時から配信します。
【タイトル:ラテンな乗り物の魅力とは?】
モーターサイクルの老舗モトグッチのオーナーが集うオー
ナーミーティング「全国ルマン会議」の様子と、6月に軽
井沢で開催されるFIAT車のイベント「アズーリ」を主
催されるチンクエチェント博物館代表の伊藤氏をゲストに迎えてラテンな乗り物の魅力に
ついて語り合います。
U-Stream配信致しますので、ご自宅からお気軽に
インターネットでご覧頂けます。 放送を観ながらコメン
ト投稿も可能です。 お時間ございましたら覗いてみてく
ださい。
軽井沢ベースは明日夜22時放送開始です!
車載映像やクルマ系イベントの取材映像もいれていきますんで、金曜日の夜、雑談に参加する気楽な気分でご覧ください!
今年も5月の26・27日に開催され、軽井沢ベースでは車載カメラからの生中継を予定してます!
【浅間テストコース】父から受け継がれた話し・・・
こんな話しを聞かされて育ちました。
私自身のオートバイ練習場でもあった「浅間高原自動車テストコース」
浅間テストコース跡地での練習終りに親父から「雅弘、お前がここでバイクに乗れるのは柴垣はるさんのお陰だ」「妙義山が無かったらここは存在しない」といったフレーズ・・・
小学生の私の頭の中は「???」
そして高校生くらいになった時、この話しをようやく理解出来る様になりました。
というのも再びこの話しを親父にされたからなんですが・・・。
柴垣はるさん(故人)なる人物は、浅間テストコースが出来る前の妙義山の所有者で、山頂付近で茶店を営んでおられました。
その柴垣さんと私の父の叔父(私の祖父のお兄さん)は長年親交がありました。
柴垣さんは戦争でご主人を亡くされ、お子様もおらず、お一人で過ごされていました。
そんな柴垣さんも年齢を重ねる毎に妙義山を売ろうと考えるようになり、父の叔父に相談をしたそうです。
そしてその当時、浅間テストコース建設前の群馬県には名山と呼ばれる県所有の山が少なかったそうです。
そこでその叔父は、柴垣さんに、「企業や個人にその山を売却してもその先どうなってしまうかわからない。お金にはなるが、先の事を考えてもそれが何の為になるのか・・・ それであれば、県に寄付をしたらどうか?」と提案したそうです。 その提案を柴垣さんが受け入れ、当時の県知事はその申し出に大喜びをしたそうです。
その当時の感謝の気持ちが今も妙義山にある記念碑に刻まれています。
その時近くして、日本のオートバイ業界はヨーロッパのレベルに追い付くには、日本でもロードレースを開催して性能向上をはかるべきだと考え、開催地を探していました。
そして浅間高原がその条件に適しているという事になり、「実現の手助けをして欲しい」と父の叔父にお願いに来たとの事。
当時のオートバイ業界が検討していたコースは長野県と群馬県を跨いでいた為、調整が非常に難しく、やむをえず浅間牧場内をコースに組み込み群馬県側での開催で調整する事になったそうです。
浅間牧場内は群馬県所有地である事から県庁と交渉する必要があり、そこで叔父は妙義山の一見で非常に感謝されていた為、「県知事に直接話せば実現する」という確信を持っていたとの事。
そして見事にその通りとなり、そして群馬県が全面協力する事となり、公道で行われた「第1回浅間火山レース」の翌年には専用コース「浅間高原自動車テストコース」の完成に至ったとの事です。
この話しを父から聞き、そしてその数年後に八重洲出版から「実録秘話 浅間からスズカまで」が発売され読まされた為、今でも鮮明に「洗脳」されたお話でした。