「今日もまたじょぴを墓場に埋めてやる/川合大祐」『スロー・リバー』。「じょぴ」という得体の知れないものを墓場に具体的に埋める。文学ってそういう得体のしれないものの埋葬なのかなと思うこともある(文学とは、じょぴ)。「今日も」明日も毎日それを繰り返す。私は「じょぴ」に奉仕して暮らす。