4分の3は出来上がったBurgerbarzoro跡のRapallo 本店

をまた覗いてみた。屈伸のたびに痛んでいた左足の膝がここ一週間前からひどくなりだし、いよいよ整形外科の門をたたかざるを得なくなった。MUの膝を一瞥した先生は「腫れていますね」と言って太い注射器一本分の体液を抜いた。そのあと抗生剤を打っておくとのことだった。医者に見せようと決心したの2~3日前に現場を覗き、背の高い物入の上段に小箱を載せるために木製のスツールに乗ろうとした時にわかったことのためである。早い話が摑まるものが無ければスツールにも乗れれないのであった。店舗の現場にいれば立ったり座ったりの動作が忙しいものである。コロナ騒ぎの休業でMUの身体に起きた異変である。

11月19日には新装開店させるつもりのRapallo本店ではパンツの裾上げも、ゆくゆくはカクテルづくりも、ウェイトレス業務もこなすつもりでいるMUにとって、膝が痛いからやらない、などと言ってはいられないのである。しかし、「これが年齢的限界の証?皆が言う通り?」と内なるネガティブヴォイスがささやくのである。出来なくなるまで続ける、と言っていたその時が今なのだろうか?整形外科だけには行かないと豪語していたMUはあっけなく信念を覆した。どうにかする、と心に決めて。

出来ないことが多くなり、友人や家族からの電話も減り、電子書籍以外の読書が無理になり、大笑いすることが減って、人生をつまらなく感じそうで怖くなる。泣いたり笑ったり、刺激の多い人生を生き通したい。77歳の新店舗開店の現場下見で多難を覚悟させられた瞬間であった。昔のようにいい店を作って簡単に他人に渡し、経営を肩代わりしてもらうつもりのない私の愛するゾロスペース、そして今度のRAPALLO本店なのである。(続く)