昨晩は乃木坂46がMステでテレビ2度目の新曲の披露をしました...
衣装は、私が10月24日のNHKの収録に行ったときと同じものでした。
なので、明日のNHK『シブヤノオト』も、昨晩の衣装ですね...
確か、胸のキラキラするヤツは、スワロフスキーとか言ってたっけ。
さて、『サヨナラの意味』のMV再生回数も280万回を超えて、発売日までに300万回に到達しそう...
そのMVを私は何度も見てきていますが、数回見た後に気づいたことなんですが、紙飛行機が出てきますよね。
ななみんが顔にかぶっている紙のお面を、なぁちゃんが取って折り、観衆たちのほうへと飛ばすというシーン...
”紙飛行機”といえばAKBの『365日の紙飛行機』を連想しますので、頭の中ですぐにそれと結びつきました。
で、乃木坂の『サヨナラの意味』のMVの中では、紙飛行機は真っすぐに飛ぶんですね...
もともと紙飛行機は、真っすぐには飛びづらいもの。
動力は付いていませんし、手で作った不揃いなものだから、曲がる確率が極めて高い...
なので、『365日の紙飛行機』の歌詞では「人生は紙飛行機...」と歌わせていますが、これは、”人生は紆余曲折あり”,あるいは”山あり谷あり”を言わんとしているように思えます。
同時に、AKBの歩みもまた紙飛行機に例えて、”AKBも紆余曲折あり”,あるいは”山あり谷あり”だと秋元氏は言いたいのだと思われます...
これは言いわけじゃなくして、わざとそうしている...
要するに、決まった物語など設定しないで、その場その場で最適・最高のサプライズを打つように運営する...
これが秋元康氏の方針であり、考え方であり、それが面白いんだと。
そういうわけです...
このことは、10月29日の記事にのせた秋元康氏の最新のインタビューからも明らかです...
しかし、乃木坂の『サヨナラの意味』のMVの中では、紙飛行機は真っすぐに飛ぶ...
このMVの演出はおそらくは乃木坂の運営の考えであり、乃木坂では秋元康氏は楽曲のプロデュース兼アドバイザーに徹しているということを表しているのかな。
あるいは秋元康氏の考えだったなら、AKBとの差別化を図ろうとして、その意味を込めたのか...
いずれにしろ、乃木坂の運営と演出には、”軸”があることを感じます...
乃木坂の運営の方の具体的な名前の一部は、単行本『乃木坂46物語』の312ページに載っています。
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以下、引用です...
TOTAL PRODUCER:秋元康
ARTIST PRODUCER:今野義雄(乃木坂46合同会社)
ARTIST MANAGER IN CHIEF:菊池友、野中佐紀子(乃木坂46合同会社)
ARTIST MANAGER:渡邊恵美子、本橋亜美、小出真憂子、國見沙世、梅澤昌子、河野史果、板垣美来、田村理、市沢朱菜、大塚香乃、富山幸世(乃木坂46合同会社)
CO-PRODUCER:磯野久美子(Y&N Brother Inc.)
このうちのいく人かは冠番組にも姿を表していますね...
様々な情報から推定すると、やはり今野氏(+今野氏の上の人物。ソニー系列上の上位の存在。ソニーミュージックの村松氏等)が運営の基本方針を決めていそうです。
秋元康氏はどちらかというと、雇われプロデューサーでしょうか...
欅坂46の衣装事件でのコメントからも、全部に権限を持ってタッチしているのではない印象を受けます...
やはり、乃木坂の運営の場合は、特定の個人の見解や思想に偏らない、組織的なきちんとした運営体制が、将来ずっと応援していても「大きくは裏切られないな感」を感じさせてくれます...
なお、欅坂46の衣装の件を秋元氏が他人事みたいにコメントしたのは、お芝居だとか、おとぼけだとかといった意見があるようですが、私は本当に知らなさそうとみています...
やっぱり、真っすぐに飛ぶ紙飛行機の演出がね、秋元流とは違うんだよ的な運営の意思表示に思えるんですよね...
了
P.S.
結局、イスラエル大使館が招いたのも、
秋元康氏や欅坂46のメンバーではなく、「ソニー・ミュージック」でしたね...
https://twitter.com/IsraelinJapan/status/794527992672202752
これはやっぱり、秋元康氏は直接関係ないということなのでしょうか...