昨日の朝のニュースでは、SMAPのことが盛んに報道されていましたね。
驚いたのは、イギリスなど、海外でも話題になっているという点...
日本を代表するタレントというレベルの知名度なんだということを示しています。
そして、国内外含めて、”国民的アイドルグループ”という形容詞がついていました。
”国民的アイドルグループ”って、やっぱりAKBじゃなかったのね...
確かに言われてみれば、SMAPには、「広さ」,「深み」,「長さ(時間の長さ)」があります。
”広さ(Width)”とは、広く国民全般に渡って知名度が高く、親しまれているということ。
”深み(Depth)”とは、単にグループとしてのパフォーマンスだけでなく、各自のソロ活動も充実し、ソロとしての知名度も高いこと。
”長さ(Long)”とは、活動している期間が長~いこと(=長く生き残れていること)。
この、”Width”,”Depth”,”Long”の3つが「国民的」という形容詞がつく条件ではないかと、私は考えました。
AKB48グループに関しては、このうち、”Depth”がなく、”Long”がSMAPほどじゃありません...
またAKBがときどき比べられる宝塚に関しては、”Width”がありません...
同じくここ最近のレコ大や紅白等で比較されるEXILEグループに関しては、”Long”がまだありません...
サザンオールスターズといえども、”Depth”がありません...
モーニング娘に関しては、”Width”を伴った”Long”がありません...
こういう視点・観点で見るならば、やっぱり、SMAPってすごいですね。
特に感心するのは、役者さんとして出来あがっているメンバーが多い事です。
最近でいうと、中居さんは、『ATARU』や『なにわ金融道』など。
キムタクは、『HERO』や『アイムホーム』など。
草薙さんは、『銭の戦争』など。
それから、稲垣さんもシブイ脇役をうまく演じています。
・・・
また、司会業も中居さんだけじゃないですよね...
香取さん司会の『SmaStation』は愛される情報番組で、いつも楽しませていただいてます。
グループだけじゃなく、ソロとしても、ほぼオールマイティに近い...
要するに、AKBが目指すべきは宝塚なんかじゃなく、SMAPだったんだと思います。
だからこそ、秋元康氏は、SMAPとよくからませたのではないでしょうか?
人数の違いはあるから、単純にマネしたり、お手本にしたりするのは無理ですが、AKB48グループの各メンバーは、なにかミソになるところを今までのからみの中でつかむべきだったのだと思います...
了