昨日は『Mステ』で乃木坂46がステキなステージをみせてくれました。
もはや、押しも押されぬ「王道アイドル・グループ」とは、乃木坂46のことだと思います。
さて、先週のテレビ番組『乃木坂工事中』では、乃木坂メンバーが、乃木坂を含めた東京の坂を走り抜ける企画が行われていましたが、撮影されていた東京の坂とは、港区内かその近辺の坂ばかりのようでした。
昨日の記事で書いたように、港区は近未来の東京で最も発展の可能性のある地区...
”未来”、”山の手”、”発展”、”垢抜けている”、”グローバル”、”リニア”...
こういったフレーズで代表されるカラー(色)の地区で、これから女性アイドルグループの頂点へと駆け上がってゆく乃木坂46らしいイメージです。
一方のAKBは、秋葉原に代表される下町のアイドル・グループです。
”アメ横”、”上野”、”浅草”、”アキバ”、”ヲタク”、”庶民”、”下町”といったイメージ...
だから、従来、AKB48は「国民的アイドルグループ」と言われてきましたが、実際には、「庶民的アイドルグループ」と呼んだ方がふさわしい...
バラエティ色の強い、お祭り文化のグループです。
汗臭く、雑然としていて、サプライズあり、お笑いネタあり、スキャンダルあり、の何でもありのグループ...
指原、ぱるる、のような親しみやすいキャラが中心のグループでもあります。
最近立ち上がったばかりの欅坂は、以前の記事(10/11)に書いたように、六本木という「セレブ・カラー」のグループ...
同じく最近できたばかりのNGT48はというと、さっそくお米の宣伝なんかやっているようですね。
お米は新潟県の特産品で、地元おこしというわけだと思います。
このNGT48含めて、SKE,NMB,HKTはそれぞれ、「地元密着型」のグループでしょう。
HKTの新曲のタイトルは博多弁にしているし、SKEは珠理奈専任をきっかけにして、名古屋色を強めていくのかな(たぶん)...
以上のことから、秋元康氏の頭の中を想像して、近未来のこれら諸グループの関係を図で表現してみました。
このようになるのではないでしょうか?
説明をすると、ピラミッドの上下関係は、人気度や知名度を示すものではありません。
まず第一に、人数の多少を示します。
欅坂は2万人の応募の中から絞りにしぼったものなので、おそらく当分は2期生は募集しないでしょう。
乃木坂も少数精鋭で、このままいくでしょう。
AKBはほぼ100人体制で、乃木坂の倍ですね。
そして、各姉妹グループが各地方ごとに存在するわけですから、総勢数百名にも及ぶ体制になるわけです。
あと、ピラミッドの上下は、上に行くほど上品・高級であることを意味します。
乃木坂までが、”文化”と呼ばれるようなカラー...
乃木坂より下は、文化ではなく、”通俗”...
(低俗ではありませんよ...)
文化的というよりは、庶民的という感じ...
AKBの下に存在する各姉妹グループは、”地元密着型”のふるさとカラーになっていくかな?...
そして、このそれぞれのカラー(色)にピッタリ適合したメンバーが、各グループの顔になってゆくような気がします。
了