面白い本を読みました～～
字も大きく、図やマンガチックな絵も多く入っていて、
中学生向けといった感じ．．．
しかし、内容はキチンとしていますよ。
『ONEPIECEと相棒でわかる 細野真宏の世界一わかりやすい投資講座』
という本です。
映画興行というものが、
どういう仕組みで制作～利益を出すまで機能しているのか？？？
映画館と映画配給会社との間の取り分はどうなっているのか？
なぜテレビ番組の劇場版が最近多いのか？？
などなど
そのへんの仕組みが、
『ONE PIECE』や『相棒』などを例にとってわかりやすく説明されており、
また、東映の株価が分析されていたりします。
その他にも、フジテレビ、東映、バンダイなどの会社間の関係や、
東映とテレビ朝日との関係．．．
あるいは、消費者にとって身近な株の例として、
マルちゃん正麺で有名な東洋水産とか、
マツキヨことマツモトキヨシＨＤとか．．．
それから、スタジオジブリが儲かると、三菱商事も儲かるとか、
ケンタッキー・フライドチキンに鶏肉を提供しているのが三菱商事だ、
などなど
エンタメやファーストフード店といった私たちに身近なお店から、
”株”と”株価”というものがわかりやすく説明されてもいます。
東映は、PBR（株価純資産倍率）が１倍を切っており、
優待券もついているので御買い得の株だとか．．．
私も昔から株をやっており、
さっそく自分が口座を持っているネット証券で見てみましたが、
その通りのようですね。確かに、東映株は御買い得かも。
しかし、作品的には、東宝のほうが最近はおしているのではないかと。
そう思って見てみると、東宝の方の株価の方が好調のよう．．．
業績も東宝の方がいいですね。
さあ、どうしようかな．．．
どっちを買ってみようかな～～
マツモトキヨシも捨てがたい．．．
いずれにしろ良い情報源に出会ったな、という感じでした。
それから．．．
同じ著者の、『「未納が増えると年金が破綻する」って誰がいった』
も、非常にためになります。
結論を言えば、年金は払ったほうが得をするみたいです。
なぜなら、年金の一部には、今や税金が投入されているので、
もしも年金を払わずにいて、年金を受け取る権利を得なければ、
税金の払い損になるから、だそうです！
了
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