皆さん、こんにちは
今回はこちらの車両....
KAWASAKI ZX-6R 2024-2025年モデル
こちらのモデルの チューニング開発&独立燃調マップ製作 を実施いたしましたので、ご紹介させていただきます
今回も開発車両を募ってサービス開発が実現しました
ご協力いただいたお客様につきましては心から御礼申し上げます
基本メニュー 55,000円
① 点火マップ 調整
(最適化)
② セカンダリースロットル開度マップ 調整
(フルパワー化)
★SPORTS/ROADモード(RIDER:Fモード)フルパワー化
③ アクセルオフ時の燃料カット 調整
(ドンツキ・エンブレ軽減)
④ ラジエーター冷却ファン作動温度 変更
(100℃/97℃ → 95℃/90℃)
オプションメニュー① +11,000円
⑤ 燃料マップ調整
(MotoJPオリジナルマップ適用)
★4シリンダー独立燃調マップをご用意★
★ノーマルマフラー、リンクパイプ仕様まで対応★
⑥ アフターファイア 調整
リリース記念特典
リリース記念につき、下記特典を発表させていただきます♪
2025年6月30日(月)までにお申込み頂ければ、
4シリンダー独立燃調マップ「オプションメニュー①」(11,000円 [税込] 相当)が無料でご利用いただけます♪
KAWASAKI ZX-6R 2024-2025 国内仕様
MotoJPスタッフが時間を惜しまず製作した4シリンダー独立燃調マップがなんと無償
<独立燃調>純正マフラー
<独立燃調>リンクパイプ仕様
この機会に是非ご利用ください
サーキット走行におけるチューニングのメリット
ZX-6Rシリーズは、従来モデルから「セカンダリースロットル」と呼ばれる 補助的なスロットル機構 を搭載しています。このセカンダリースロットルは、いわゆる電子スロットル(ライド・バイ・ワイヤ)とは異なり、ライダーの右手グリップとワイヤーで直結されたプライマリースロットルの上流に位置し、ECUに制御されたモーターによって吸気量を補正・制御する仕組みです。
そのため、ライダーがグリップを 全開 にしていても、セカンダリースロットルが開ききっていない場合、実際の吸気量は最大にはならず、「全開」の出力とは言えません。
現行モデルでは、レブリミット手前の高回転域において、セカンダリースロットルがわずかに閉じる動作領域が存在します。これは、エンジン・ミッション保護や早めのシフトアップを促す目的と考えられ、トルクが頭打ちになるリミッター付近では理にかなった制御と言えます。ただし、この制限は1速から6速すべてのギアに適用されており、汎用的な設定となっています。
しかし、サーキット走行においては、ファイナルギアやレシオの都合上、あえて高回転域まで引っ張るシーンも多く、こうした制限が加速を妨げる要因となるケースもあります。このような状況では、セカンダリースロットルの制御を最適化することで、本来のポテンシャルを引き出すことが可能となります。
サーキット利用を想定したチューニングにより、ライダーの操作に忠実な応答と、よりダイレクトな加速フィールを実現します
また、お馴染み「アクセルオフ時の燃料カット調整」を実施することで、アクセルを戻した際にも一定量の燃料が供給されるようになり、いわゆる「ドンツキ」や「過度なエンジンブレーキ」の発生を抑制する効果が期待できます。
この調整により、スロットルのオン・オフ切り替え時の挙動が滑らかになり、ライダーの操作に対するバイクの応答性が向上します。
特に、ショートサーキットやジムカーナといった 細かなスロットル操作が要求されるシーン、さらにはワインディングでの快適な走行を重視するライダーにとっては、非常におすすめのチューニングです
4シリンダー独立燃調 - ノーマルマフラー -
ノーマルマフラー 空燃比分布
◆横軸 - スロットル開度
◆縦軸 - エンジン回転数 [RPM]
◆赤色に近いほど 空燃比が薄い、緑色に近いほど 空燃比が濃い を表します
※パフォーマンスを優先した空燃比と比較した場合の評価
ノーマル状態では、巡航域(一定速度での走行時)において空燃比が薄めに設定されており、とくに高いギアかつ低回転での走行時には、トルク不足を感じやすい傾向があります。
その結果、例えば市街地走行やツーリング中の緩やかな加速でも、思ったような力強さが得られず、扱いづらさを感じる場面もあるかと思います。
独立燃調 によって、この巡航域から加速領域にかけての燃料バランスを最適化することで、低回転でも粘り強く、スロットル操作に対して、しっかり反応するトルクフルなフィーリングを実現しました
4シリンダー独立燃調 - リンクパイプ仕様 -
リンクパイプ仕様 空燃比分布
◆横軸 - スロットル開度
◆縦軸 - エンジン回転数 [RPM]
◆赤色に近いほど 空燃比が薄い、緑色に近いほど 空燃比が濃い を表します
※パフォーマンスを優先した空燃比と比較した場合の評価
サーキット走行 を見据えて触媒を撤去し、いわゆるリンクパイプ仕様に変更した場合、排気効率が大きく向上する一方で、純正ECUのままでは燃料噴射量が不足し、結果として空燃比がさらに薄くなってしまう傾向があります。この状態では、せっかくマフラーを交換しても、その性能を十分に引き出すことができません。
独立燃調後は、4シリンダーそれぞれの空燃比を丁寧に合わせ込むことで、全回転域で理想的な燃焼バランスを実現しました。スロットル操作に対する吹け上がりが非常に滑らかになり、特に高回転域での伸びや加速感の向上を実感いただけます。
リンクパイプ仕様の真価を発揮させたい方にとって、独立燃調は非常に有効です
チューニングによって見込める効果
本サービスの実施は 燃料マップ調整 との組み合わせにより、下記のような効果が見込まれます
フルパワー化によって高回転のパワーリミットを開放
アクセルオフ~オンのリニアリティの向上
常用域トルクの向上
水温上昇を抑制
街乗りやサーキット走行問わず、どんなシーンでも乗りやすく、スムーズにトルクを発揮できるようなチューニングを目指し開発いたしました
SUGAMEC製クイックシフター・センサー
KAWASAKI ZX-6R には、クイックシフター(シフトアップ側)制御 が標準搭載されています。
ライダーがシフトペグを操作すると、シフトロッドに取り付けられたセンサーがその動きを検出し、ECUがスロットル開度・エンジン回転数・ギア段数などのエンジン信号をもとにトルク制御を実行します。
具体的には、点火時期を一時的に遅らせるなどしてエンジントルクを低下させ、クラッチを切ることなくスロットル全開のままでもスムーズなシフトアップを可能にする、というのがクイックシフターの仕組みです。
ただし、この制御の中心となる「全体の制御時間や開始タイミング、トルクリダクション量」などは、ミッション保護のためにメーカーが綿密に設計したものであり、無闇に変更することでシフトショックが大きくなったり、ミッション部品に過剰な負荷を与えてしまうリスクがあります。そのため、弊社ではこの領域にはあえて手を加えていません。
代わりに、オリジナルのクイックシフターセンサー SUGAMECを利用。クイックシフターセンサーの物理的なストローク量を純正よりも短く設定し、出力信号のトリガー電圧を矩形波に整形することで、信号検出からカット動作開始までの制御遅延を最小限に抑えています。
このアプローチにより、ECU制御を維持したまま、よりカッチリとしたダイレクトなシフトフィールを実現しました
SUGAMEC製センサーの御見積・交換をご希望の方は、MotoJPまでお気軽にご相談下さい♪
★車両持込のみ対応可能です
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ECU Tuning, Performance Parts
株式会社MotoJP
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Tel: 045-392-3308 Fax: 045-392-3306
営業時間:10:00 - 18:00 (休憩12:00-13:00)
定休日: 火・水曜日
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