ライダース・リメイクベスト その③
ミリタリーをモチーフにした服などによく見かけるエポレット(肩章)がついています。オリジナルの
ワンスターには星型のスタッズがついているのですが、これを取り外して新たにスクエアのスタッズ
をびっしりとつけようと思います。
とったあとの肩は寂しくジャンパーボタンが残るだけです。やはりミリタリー⇔軍⇔男くさいイメージ
なんでしょうね。一度外しましたがスタッズを取り付けてまた必ず復活させます。
これが外したエポレットの本体です。うっすらと星型スタッズの痕跡が残っています。それにしても
同じ部品なのに大きさがなかなか個性的で・・・。ダメージ具合が違うのは恐らく右肩に何かを背負う
頻度が高かったからでしょうか?
次にベルトですが、かなりベルトの位置が高いです。最近はボトムがローライズの傾向にあるし、
何よりバイクに乗っていて背中はまだしもパンツが見えるのはちょっと色んな意味で寒いです。
ベルトの位置を全体に下へ下げる事にしました。まずはベルトの固定とベルトループを外します。
・・・ここで問題が発生!
オリジナルのベルトループはボディに差し込んで上からダダダっと縫いこんだ形になっているために
外すと当然ながら差し込みの穴がポッカリと出現。ベルトを下にずらすので下の穴はなんとかなるとして
上の穴はどうしよう・・・。助けて!ドラえもーん(涙)と泣き叫んでも仕方ないので、余った生地やコンチョ
やらを並べてみたり色々やっていると・・・。
先ほどの外したエポレットを置いてみると何となく穴も隠れるし、ベルトの位置も少し下に下げられそう
です!もともとのオリジナルの部品だけにバランスも悪くはなさそうです。エポレットは新しく余り生地で
作ろうと思います☆
ライダース・リメイクベスト その②
オリジナルのジャケットにはキルティングの裏地がついています。夏に羽織るベスト
なので暑い裏地は不要です。まずはレザーのボディから裏地をはずしていきます。
タグはオリジナルの証として後々裏地のどこかへ取り付けるので、これも丁寧にはずし
て保存しておきます。
裏地がはずれたところでいよいよ袖を切り離します!脇の部分は立体的に幾重にも細かなパーツ
を組み合わせて、ハンドルを握るポジションでも腕や背中にストレスがかからないように上手く出来て
います。もうこれで後には引き返せない・・・と思いながらチョキチョキと切断。さよなら~袖!
袖をはずしました♪これでもし終了したら、完成度低っ!って感じですけど、改めてオリジナルの襟や
チャック・ポケットなどの配置のバランスに感心してしまいます。やるなぁ、アメリカ人☆
あっさり袖を切り離しましたが・・・今ならまたくっつけちゃえば元に戻るんだけど。
そんな思いを断ち切るべく、アーム・バラバラ殺人現場です。袖の幅が広いので結構レザーの量が
多いです。これは後々レザーが必要な時にこれを再利用する予定です。
ライダースベスト・リメイク
ようやくバイクで走れる季節を迎え、意味なくソワソワする今日この頃♪
バイクの改造や走るのも実に楽しいのですが、大事なのが乗る時の格好。
バイクに負けないくらい熱いスタイルで乗りたいものです。まだ寒い今の時期は
もちろんBACKBONE THE BASISのレザーライダースで決まり!すごくタイト
なシルエットなのに防風・防寒機能が優れていてとにかく暖かいのは感動ものだ。
ただし、購入した時は財布が激寒になったけれど・・・泣
今気になるのはチョット気が早いけれど、夏の格好。例年だとそのままTシャツ
なんかで走っていたけれど、着たいのはレザーのライダースベスト!しかも自分
で作ってみたいなぁと思ったのだ。そもそもそんな事を考えるようになったのは
以前雑誌のSENSE で見た、北原氏の東京アウトサイダーという記事の中に登場
するヴィンテージのSchottライダースのリメイクベストを目にしてからだ。一度全部
ボディをバラしてシルエットを作り直し、金属パーツをシルバーに変えたり、パイソン
レザーでパイピングしたりとにかく熱いカスタムだった。素人ではさすがにそこまでの
レベルは厳しいけれど、自分でリメイクした服を着てバイクで走りたいという思いは
強く、是非とも夏までにコツコツ仕上げようと決意!せっかくなので製作過程を写真
で記録してみようと思います。
さっそく初日は材料となるジャケットの入手。これはヤフオクでSchottのワンスター
サイズ38を1万ちょっとで購入♪
革の状態はほど良くヤレていていい感じ!可動部も問題なし。つくりもさすがにしっかりしているけど、
試しに着てみるとやはりアームホールも太いし全体にゆるいスタイルでタイトなシルエットとはほど遠い
ものだ。これをどんどんバラして行きます!なんせ相手が革なので大変だけど、世界に一着だけの
リメイクベストを絶対作ってやるぞー☆ つづく