ヤマモトセイジの電話番号を「着信拒否」にした。
これでヤマモトの家からは電話をかけてきてもかからない。
その翌日、ヘルパーさんからメール。
「昨日もヤマモトから電話があり着信拒否されたようです。」
おー！うまくいったみたいだ。
着信拒否しても着信履歴は残るんだな。
メールの続き
「その５分後に"公衆電話"から着信がありました。お母様は寝ていて電話に出られなかったそうです。」
えっ？公衆電話？！
５分後ということは、ヤマモトがあせって電話してきた可能性が高いぞ！
公衆電話か･･･
公衆電話は予想外だったな･･･。
公衆電話は番号を特定できないから、これは着信拒否できないぞ･･･。
すると、またヘルパーさんからメール。
「電話機の説明書を読みましたら、公衆電話の着信拒否ができるようです。」
おー！できるんだ！
「しかし公衆電話を着信拒否すると、お知り合いからの電話も拒否してしまうことになりますが、いかがいたしましょう？」
そうだよなぁ･･･。
僕が外から緊急で公衆電話から電話すると、かからなくなるからなぁ･･･。
困るよなぁ。
考える。
考える。
考える。
よし！
やっぱり拒否しよう！
まず、そんな緊急がしょっちゅうあるわけがないし、
だいたい今は携帯を持ち歩いているし、
第一、最近公衆電話を使ったのって･･･何年前だ？
母の知り合いからかかってくるって言ったって、公衆電話でかける人なんかまずいないだろうし。
まずは目の前のヤマモトからの電話を拒否することが正しい判断だろう。
数ヶ月してヤマモトがあきらめた頃に、元に戻せばいいんだし。
ということでヘルパーさんにお願いしました。
その後、僕が試しに東京の公衆電話から実家に電話。
「お客さまのご都合で電話をおつなぎすることができません」とアナウンスが。
うまくいってるようだ。
よし！これでヤマモトからの電話は完全にガードできたな！
公衆電話ということは、ヤマモトは携帯持ってなかったんだな･･･。
翌日、ヘルパーさんからメールで、
「昨日の13時50分頃に公衆電話からまた電話があったみたいです。」と。
はぁ。またかかってきたのか･･･。
ん？13時50分頃･･･
それオレじゃん！
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