第24回アジア太平洋カップのメンバー | 楽しく考える男子バレー

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男子バレーボールを中心に、思うこと考えることを楽しく書いていきたいです。

月曜に書き始めたのですが、ナカナカ進まなくて遅くなりました。


JVAサイトの結果はこちら から。

試合を見ていないので、観戦した方のツイッターやレポを見ただけなのですが……。


今回のメンバーは以下です。


1 小澤翔 WS 178 JT
2 伊藤康貴 WS 190 堺
3 千々木駿介 WS 192 堺
4 古賀太一郎 L 169 豊田合成
5 塩田達也 MB 192 サントリー
6 安永拓弥 MB 192 JT
7 深津英臣 S 180 東海大学4年
8 渡邉奏吾 WS 196 中央大学4年
9 星野秀知 WS 187 東海大学4年
10 出耒田敬 WS 199 筑波大学3年
11 前田一誠 S 181 筑波大学3年
12 伏見大和 MB 207 順天堂大学3年


メンバーを見たときには、ユニバは今年なのかと思いました。
そんな感じのメンバーじゃないですか?
ここ最近のこの大会やユニバは、スタメン固定が多いようです。
今回も、サイドとセッターは固定だったのかと思います。


ただ、ちょっと心配です。
ユニバ本番の来年、この中からシニアに選ばれる選手がいるのではないでしょうか?
シニアとは試合の日程が重ならないのでしょうか?
重なった場合でも、ユニバを優先してもらえるのでしょうか?
そうと決まっているわけではないのなら、もう少し新戦力を発掘した方がよかったのではないかと思います。
シニアに選手を取られたから結果を出せなかったというのは、なしにしましょう。
それも想定して、強化していきましょう。


今年は社会人を2人か3人くらいにして、残りは大学生でよかったのでしないかと思います。
大学生は学業の関係で合宿や大会に参加できないこともあるようですが、それも伝えていくことが信頼回復につながると思います。
シニアの方で、バレーに対する信頼感が揺らいでますからね。(笑)

大会のパンフレットには12人以外の候補選手も掲載されていたそうです。


13 梅野聡 S 174 東レ
14 李博 MB 193 筑波大学3年
15 傳田亮太 MB 193 中央大学3年
16 鶴田大樹 WS 177 東海大学3年
17 久原大輝 WS 184 筑波大学3年
18 山田脩造 OP 192 日本体育大学2年


来年のことを考えると、MBのどちらかを12人に入れてもらいたかったと思います。


2/10~2/12の候補合宿に参加したメンバーは、月刊バレーボール4月号に掲載されていました。
徳永監督「アジア太平洋カップに向けた選考の第一段階」だそうです。
上記以外のメンバーは下記です。


山本将平 WS 187 日本体育大学4年
黒木康太郎 MB 189 日本体育大学4年
上西秀信 MB 192 日本体育大学4年
山香紀彰 L 173 中央大学4年
佐野翔 WS 190 順天堂大学3年
七里幸洋 OP 190 早稲田大学3年
久保山尚 S 180 東亜大学3年
井出智 L 174 東亜大学3年


七里さん、春季リーグサーブ賞のサウスポーOPです。OP不足ですから、ぜひ国際試合デビューしてもらいたい選手です。
ジュニアのスタメンセッター久保山さんと関東アタッカーの組合せは、東西対抗では実現しないので見たいですよね。


関東1部の一部の大学プラス東亜大学のジュニアメンバーですね。
他の大学には候補選手がいなかったのでしょうか?
ユニバの監督は大学チームの監督ですから、他リーグの選手のことはわからないかもしれません。
全日本学連サイトには、強化委員として各地の監督さんの名前が並んでいますが、みなさんでユニバの強化に取り組んでいるのでしょうか?


全日本で活躍している米山さん、プレミアで活躍している手塚さん・細川さんなどは、大学時代はそれほど注目されていませんでしたよね。
ユニバ強化の中で、そういった選手を見つけていくことも大切なことではないでしょうか?
徳永監督、秋季は関東2部ですから、2部の隠れた人材が発掘されるかもしれませんけれど。


限られた期間や予算の中で強化を進める難しさがあると思いますが、可能性のある多くの選手に、国際試合の舞台を経験させることはできないでしょうか?
合宿に呼ばれるだけでも、成長するきっかけになる選手もいると思います。

ユース・ジュニアからの継続性も大切ですが、新しい人材を探して加えていくことで、刺激が増して活性化し、全体のレベルが上がるのではないでしょうか?


候補に加えてもらいたかった社会人と大学生を考えてみました。
現段階で世界に通用するかどうかはわかりませんが、面白いのではないかと。


松岡祐太 OP 192 堺
松岡さんは少ししか見たことがないのですが、東西対抗で活躍したそうです。
やはりOP不足なので試してもらいたいですね。


細川優樹 WS 188 大分三好
細川さんは、プレミアで活躍したので見た方も多いと思います。出身の仙台大学も注目チームです。


新貴裕 S 181 明治大学3年
新さんは、黒鷲でも活躍したので見た方も多いと思います。
選抜チームでどんなトスを上げるのか、興味がありますよね。


岡田拓巳 WS,OP 191 慶應大学3年
関東の大学パレーを見ている人以外は、岡田さんを見た方は少ないと思います。
セッター対角ではありませんが、サーブレシーブをしないでハイセットを打つOP的選手です。
春は調子がいまひとつでしたが、選抜チームで見てみたい選手です。


柳田将洋 WS 185 慶應大学2年
サーブレシーブをして春季リーグスコアラー2位という結果もすばらしかったのですが、多彩な攻撃は選抜チームにとってもよい刺激になると思います。


竹浪貴志 OP,S 195 順天堂大学4年
195のサウスポーセッターが活躍したらすごいですよね。
セッターを育てて○○年の徳永先生に指導していただきたいと思います。


みなさん、どうでしょうか?
あんな選手もこんな選手も見たいですよね。


残念ながら私も、関東以外の大学生が思い浮かびません。
昨年の全日本インカレでも、見ることができたチームが少なかったので。
関東以外でお勧めの選手がいましたら、お知らせいただけると嬉しいです。


ちょうど西日本インカレが始まりました。
私は広島まで行かれませんが、ご都合のつく方は、西日本の逸材を探しに行ってみてください。
翌週には、札幌で東日本インカレがあります。
みつけられた方も、お知らせいただけると嬉しいです。
各学連、関係者のみなさんも、地元の有望選手を、もっともっとアピールして下さい。


日の丸をつける選手たちの強化費は、どこから出ているのでしょう?
バレーをやっている子どもたちからも集められているお金が使われているのでしょうか?
関東の強豪大学に入らないと、合宿にも呼んでもらえないとしたら……
カテゴリーの頂点が広い裾野に支えられていることを思いながら、スタメン以外も、合宿参加選手も選考していただけたらと思います。
広く選手を集めることは、予算的に厳しいかも知れませんが……
大切なお金だからこそ、将来につながる合宿・大会になるよう、長期的な視野を持って、使ってもらえたらと思います。


大会4連覇はすばらしいことかも知れませんが、それ以上に意味があるのは、若い世代に対する夢や希望ではないでしょうか。
なぜか毎年、直前までメンバーが発表されなかったり、試合にほとんど出ない選手が選ばれたりすることは、そういった想いと相いれないものだと感じています。


来年からは、この大会が、もっとと多くの人が楽しみにできて満足できる大会になることを願っています。
福岡は遠いので、私はまだ一度もこの大会を見たことがありません。
すごく魅力的な大会になったら、ちょっと悔しいし、どうしても行きたくなってしまうかもしれませんが。(笑)

春高やJOCのように、多くの選手が目標にできて、CS放送されるような大会になるといいですね。


ユニバ候補だけでなく、ジュニア候補も参加できるといいなあとか。(笑)
その話はまた別記事で。