関東1部センター比較(2008) | 楽しく考える男子バレー

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男子バレーボールを中心に、思うこと考えることを楽しく書いていきたいです。

前記事でも紹介したdhalmelさんの記事 を読んで、書こうと思いつつ書いていないことを思い出しました。


センターに必要な高さは? という内容です。


一言でいってしまえば「相手センターに好き放題にクイックを打たれるようでは高さ不足」と思っています。
つまりセンターに必要な高さは、どんなチームを相手にするかという問題なのではないでしょうか?


そう思うようになったのは、2005年に古いビデオを整理していて、1986世界選手権のアメリカ戦を見てからです。
予選リーグで、キライ選手がいたチャンピオンチームに日本は途中まで善戦しました。
引き離されたのは、アメリカがバック選手のクイックを多用し始めてからだったと思います。
日本のセンターは三橋さんと川合さんで、三橋さんがバック選手と向かい合いました。
バック選手は2メートル以上ありましたよね。
三橋さんは185くらいでしたか。
技術ではナンバー1と言われた伝説のセンターですけれど、バック選手のクイックを止められませんでした。
この後、全日本のセンターは大型でなくてはならなくなったのでは? と思いましたが、どうなんでしょう?
その後も三橋さんは、国内ではナンバー1センターだったと思います。
世界と日本の違いを感じました。

 
今でもプレミアリーグでブロック賞を取るセンターって、そんなに身長が高くないですよね。
大学リーグもそうです。
けれど、そのブロック賞選手が世界を相手にできるかというと、それは別の問題です。
よく海外へといいますが、センターは難しいですよね。
荒木さんはともかく、男子は……


話題の岡村さんですが、まず大学では問題ないでしょう。
中大がセンター余っている件は別として、高さ不足ということはないと思います。
プレミアは微妙ですね。
ユニバも大きいセンターにいい選手がいなければ、今年ではなく次くらいに候補に入るかなあ?
あまり大きくない選手がポジションを獲得する前提として「大きくていい選手がいなければ」という条件が付いてしまうことが、なんとも悲しいのですけれど、バレーという競技は。


では参考までに、以下の表を作ってみました。


関東1部センター比較(2008秋季リーグ・インカレ出場選手から)


197 橋本
195 三田・椿山・長山
192 安永
191 塩田・平野
189 篠村・内藤・白岩
188 日高・小野澤・間瀬・徳武・市川・田辺・原嶋
187 岡村・若月・佐々木
186 中島・小橋口


188前後が多いですね。
大きな選手がいないことに愕然としちゃいましたか?
でも、これが現実です。


試合に出ていない大きい選手もいるのですが、多くはないです。
関東2部や関東以外にも大きいセンターはいるので入れたかったのですが、誰が出ているのかわからないチームが多いので。
すみません。
ご存知の方は、表を作ってみていただけると嬉しいです。


プレミアは作ろうと思えばつくれるのですが。
チャレンジは、これからですね。