うちにあるSANSAMP BASS DI


これは極初期型で、普通はSANSAMP BASS “DRIVER” DIです。

現在は「音が太くなるエフェクター」或いは「歪み系エフェクター」的な扱いですが、名前からも当初はDI(ダイレクトボックス)として作られていたのだと思います。

ダイレクトボックスとは、楽器からの標準Phono端子を、長い距離引き回してもノイズに強いXLR(いわゆるキャノン)に変換しつつ、ミキサーにそのまま入れられるようにインピーダンスを低く変換してくれるもので、ライブハウスとかではベーシストはまずお世話になるものです。

当初ダイレクトボックスとして作られていたと言うのは、名前だけでなくその電源仕様にも現れています。
アダプター駆動しない。
裏蓋開けないと電池交換できない。
ミキサーからケーブルを通じてのファンタム電源に対応。
いずれも、ダイレクトボックスとしては普通です。
でも、エフェクターとしては、アダプター駆動しないのはとても使い勝手が悪い。電池替えづらいし。

解決策として、先日ファンタム電源アダプターを買ってました。


インプットにサンズアンプからのケーブルを刺すと、アダプターからの電気で給電してくれて、音の信号はアウトプットからスルーして出すという機械。

しかし、重くなるのと接点が無駄に増えるのが気に入りませんでした。

(基本的に接点は音質低下の元)


考えた挙句、遂に閃きました。

アダプターからの9VDC電流を、9V電池スナップに変換してやれば、電池のふりして給電できる!



問題は、本体にこんなケーブル通せる穴は無い、と言う事です。

ここは魔改造してケーブル通してやろうじゃないですか。


ホントは側面に出してやるのが一番美しいけど、中に基盤とか入ったままであまりドリルゴリゴリやって削りカス出したくない。

ので、蓋との境目を手でコツコツ削る事にしました。


こんな感じ


でけた!

もっと削ればこんなに飛び出さないで済む(プラグの太さまで削ればプラグ埋め込める)けど、まあとりあえずw