大分更新が開きまして申し訳ございません。

復活いたしましたので、またバンバン更新していきまふ。


新入教育工場前期ではまずは一番大事なルールを覚えつつ、身につけていく。


交談禁止(会話だけでなくジェスチャーもだめ)の場所や時間帯を覚えるだけでなく、ついしてしまわないように身につけていったり。


動作(行進や声出し、脱帽着帽や礼であったりの諸動作等々書ききれませんが)を身に着けていく。


特に辛いのが声出し。

声が出ていないと何度も何度もやり直し。

でも不思議な事に、もう出ねーよと思いつつもやってるうちに出てくるんですよ。

後期になるとほとんどみんなの声が枯れています。

私が思うに、なによりもこの声出しが一番大事かと。

もちろん諸動作もとても大切ですが、声が出ていると何かで間違えても「まぁ一生懸命やってるからな」と許されることも。。。

刑務官も人間ですから。


ルールを覚える為に諸動作の練習や書き写しだけでなく、幹部職員や外部講師の講話があります。

まず、幹部職員の話は大事なものもあれば、何言ってんのかわかんない自己満職員の2パターンです。 

講師に関しましては、大事なものもあれば、、、、、まぁ外部講師の方は外部から来ていただいているので、失礼な言い方はここではしません。

この講義中、眠そうな顔をしている者もいます。

気をつけてください。真後ろで職員や衛生係が見ています。

幹部職員の時に寝たら終わりますので、寝ることのないようにですね。

ただ、基本的に皆さん緊張しているので寝てしまう方は本当にごく稀です。

まぁそういう人は刑務所にきても反省する気がないんですね。


その他、報告要領の練習もします。

市原刑務所が他の刑務所に比べ緩和されている部分の一つが、処遇等で呼ばれた際本来は職員が連行するのですが、市原刑務所では単独歩行(独歩)が認められ、一人で歩いていきます。

この時、工場職員や処遇職員に報告をするので、この練習が必要です。

ひどい人は、報告ができず工場の後ろで文言を思い出すまで30分以上立ったままの人も居ます。

適当にやればもちろん覚えませんが、しっかりやればできる事なのに、、、、

なので、この新入教育期間に如何に一生懸命取り組むかで、残りの受刑生活が変わります。

ちなみに、この新入教育期間中の動作等でどこの工場に配役されるか決まります。

適当なら厳しい工場に。

優秀なら裏では自由にできる工場に。

ある意味運命のわかれ道ですので、この期間は本当に大切です。


そんな感じで頑張っていると、1週目はあっという間に終わってしまいます。