あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します
12月のplusやしろ教室の様子をお伝えします!
1/3 マザーズplusやしろクリスマス会
今年のクリスマス会は「工作」がメイン。
クリスマスモビールや、スノードームなど、持って帰ることができる工作を作りました。「マザーズでこんなの作った!」とご家庭で親御様との話題になれば、と思います。
巨大スノードーム作りもみんなで協力して、行いました。
「テープちょうだい!」「こっち持って!」とお互いに声掛けしあうこともできていました。
2/3 支援例
今回は個別の支援例もいくつかご紹介。。。
①視覚的に見通しをつける
不安が強い、時間感覚がまだ弱い、イレギュラーが怖いお子さん、へは視覚的に見通しをつける工夫を。発達に合わせて、行動の区切り方は調整していきます。
②自分で評価する
こちらは高学年2人の頑張ったシール。
自分でやりたいと決めた「歩いて学校にいく、提出物をお母さんに見せる」「宿題は全部マザーズでやる」を個別の時間に振り返っています。約半年の継続。すごい!
やったこと(行動)が、目に見える形になる。それが自信につながります。
③ご本人の好きなものを使う
働く細胞マニアのKくん。望ましい行動ができた際には、キャラクターの磁石がゲットできます。
トークンもご本人と一緒に決めて作りました。一方的な支援ではなく、ご本人と一緒に目標に向かう「伴走」を意識したいと常日頃思っています。
3/3 余暇時間
今回は余暇時間に見つけた、面白いな感じた子ども達のエピソードをいくつか。。。
①手に太陽
学校から帰ってきて、無言でニヤニヤしながらスタッフに手のひらを見せるHくん。
「なーにこれ?」
。。。
「手のひらを太陽に。」
なるほど、そうきたか(笑)
そしてその言い方はズルいぞ!
しかしまだ終わらず、おもむろに手の平を返すHくん。
「すかしてみれば~」
それも対応済とは!恐れ入った!
そして完璧な間だった!
お笑い大好きなHくんは、周りを楽しくさせる力があるなあといつも思います。
②クリエイター
余暇の時間には集団で遊ぶ子もいれば、個人で何かに没頭する子もいます。
写真、何で何を作ったかお分かりでしょうか?
左はレゴで作ったモンスターボール。ボールはなんと開け閉めできます。
右は折り紙で作ったドラゴン。本を参考にしたわけではなく、自分で試行錯誤して一体完成。それを量産しています(再現できるなんてすごい!)。
毎日こんなアートがいくつも出来上がってくるので、素直に面白いなあ、と見入ってしまいます。
③運命
年末にみんなで年賀状を作っていた際。。。
Aくん「俺、同じクラスの〇〇ちゃんと運命感じるんだ」
私 「そうなの、なんで?(高学年だしもうそろそろ恋愛とかの話しかな)」
。。。
Aくん「だってさ、同じヘビ年なんだもん」
私 (ん。。?)
干支のシステムまだ知らないのか!最近はあまり身近ではないものね。
自分で学びたい気持ちが強いお子さんなので、「学校が始まったら身の回りの干支を調査してくる!」という結論になりました。
報告が楽しみです。
追加で、同じ学年に「うま年」も混じってなかった?と伝えたらきっと「なんでわかったんや!」っていうだろうな~(笑)
Aくんの驚き顔が目に浮かびます
日々、学びに大人も子供もないのだと感じています。
驚きと気づきの連続です。
私達はマザーズに来所している子にとって、親御様・ご親戚・学校の先生。。。に次いで身近な大人として、魅力的な大人の集団であり続けたいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月11日
スタッフ一同